電撃文庫 パラサイトムーン〈３〉百年画廊

渡瀬 草一郎【著】

アスキー・メディアワークス（2001/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 312p／高さ 16cm
• 商品コード 9784840219785
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

無名の天才画家グランレイスの力を受け継いだ高校生・希崎心弥と、神群ハタニアスの影響で異能を手に入れた露草弓。徒帰島の異変で九死に一生を得た二人は街に戻り、キャラバンの援助を受けながら日常生活を始めた。だが、希崎心弥の力もまた迷宮神群――虹の屍・オルタフの影響を受けたものであった。そしてその力に目を付けたものが一人。彼――満月のフェルディナンはとある目的のため、希崎心弥を操ろうとする。そして……！
無名の天才――グランレイスを巡る謎が解き明かされていく……！！
迷宮神群と呼ばれる神々の物語、第3弾！

内容説明

無名の天才画家グランレイスの力を受け継いだ高校生・希崎心弥と、神群ハタニアスの影響で異能を手に入れた露草弓。徒帰島の異変で九死に一生を得た二人は街に戻り、キャラバンの援助を受けながら日常生活を始めた。だが、希崎心弥の力もまた迷宮神群―虹の屍・オルタフの影響を受けたものであった。そしてその力に目を付けたものが一人。彼―満月のフェルディナンはとある目的のため、希崎心弥を操ろうとする。そして…！無名の天才―グランレイスを巡る謎が解き明かされていく…！！迷宮神群と呼ばれる神々の物語、第３弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりも]

再読。１巻、２巻の内容の続きとなる話。１巻と２巻それぞれ違う人物が動いていたのに３巻で見事につなげてきましたね。戦闘要素は殆どないのにこれだけ盛り上がれるシーンを作っていけるのはさすがですね。オルタフを中心に今までの人物達がそれぞれの大切なモノの為に動く。話としては地味だけど面白かった。次の４巻から未読なのでどうなるのか楽しみ。

2014/05/11

[はす]

今回は心弥の能力の神群に関わった人たちのお話で、場面転換がちょっと下手ですけど違う人がメインの前二冊を見事に繋げられていて凄いですし、話自体も素晴らしく良くて、人気がある理由がとてもよくわかる巻でした。

2014/02/21

[でーたべーす]

この巻すごすぎ。1巻と2巻を完璧な形で繋いでる。後半は目頭が熱くなった。伝奇ものなのに、個人の戦闘力なんてどうでも良くなるようなうまい強さの書き方をしてるよなあって思う。

2013/07/16

[ちよざと]

今回は心弥と弓の話、そして心弥の能力にまつわる物語になりました。神群に肩入れするのものたちが様々な形で表現されています。時系列としては2巻の続きなので凄惨さも後を残したところが若干あります。最後の終わり方は、年代が一気に進んでおり、何だかくたびれた感じもしましたが彼の願いがかなってよかったとは思います…結果論ですが。空白の2年間で何が起きたか、それが今後明かされていくのかな？

2014/05/25

[ソラ]

内容（「BOOK」データベースより） 無名の天才画家グランレイスの力を受け継いだ高校生・希崎心弥と、神群ハタニアスの影響で異能を手に入れた露草弓。徒帰島の異変で九死に一生を得た二人は街に戻り、キャラバンの援助を受けながら日常生活を始めた。だが、希崎心弥の力もまた迷宮神群―虹の屍・オルタフの影響を受けたものであった。そしてその力に目を付けたものが一人。彼―満月のフェルディナンはとある目的のため、希崎心弥を操ろうとする。そして…!無名の天才―グランレイスを巡る謎が解き明かされていく…!

2010/05/22