- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
出版社内容情報
EATと米軍の共同演習に六課に在籍していた面々がアヤカシ役として協力することになり、優樹、大田、虎司、夏純、八牧が久しぶりに顔を合わせる。懐かしさも相まって演習の舞台となった無人島にはどこか弛緩した空気が流れていた。だが、その背後で米軍の恐るべき陰謀が進行していることを彼らは知る由もなかった……。
鵺のネジもまた愛すべき“彼”を殺した人間に復讐を果たすため、その無人島に来ていた。そしてその仇とは……!
愛と憎悪が錯綜し、いよいよ凄惨さを増していくシリーズ第六弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハルナ
4
読んでる間ずっと、誰が死ぬんだろう、と考えてしまいページをめくるのが怖かった。アヤカシや人間が傷つく際の残酷な描写にはまだ若干抵抗があるけど、続きが気になって仕方ないんだよなぁ・・・2010/12/29
マヌヌ2号
3
ジェンガを思い出してください。段々と骨組みがひとつずつ抜き取られ、辛うじてバランスを保っていた塔が、ある一本の骨組みが抜き取られた瞬間にがらがらと崩れていく場面を想像してみてください。この巻ではジェンガが崩れます。壊れたものがもとに戻ることはありません。同じように組み上げてもきっとまったく同じものにはならないでしょう。ですが、塔の残骸にはきっと何か残ったものがあるはずです。あると思っておくことにします2023/02/17
青豆
3
ヤマさんvs米軍、スプラッタすぎた。優樹も重傷だったけど頭から眼球を抜く為にナイフを突き刺して肉と脳の一部を破壊。。。さすがに脳のダメージは深刻なんだろうか?・・・太一朗は何時の間に鬼斬り手に入れたの?その辺は次巻で明らかになるんだろうか・・・2015/09/11
壱片時乃
3
面白かった。六課のメンバーが個性的でとても楽しめました。その反面、今後どうなっていくのかという不安があります。続きを読まずにはいられません。2010/05/07
まっこ
3
それぞれ立場の違ったアヤカシの視点描写がみられて面白い。八牧やネジといったアヤカシらしいアヤカシから見る人間、大田や虎司のような比較的人間に好意的なアヤカシ、それと人間、ダブルブリッドから見る人間。一気に巻末まで走り抜けるようにして読んでしまいました。展開がわりと早いので、いつも通り読みやすい。2009/10/27