電撃文庫 ＤＡＤＤＹＦＡＣＥ冬海の人魚

伊達 将範【著】

アスキー・メディアワークス（2001/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 453p／高さ 15cm
• 商品コード 9784840217118
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

年の差８歳の父娘、超人気に応えてまたまた登場！両親想いの美沙の計らいで、泊まり込みのバイトに行くことになった草刈鷲士と麻当美貴。ところが鷲士は着いた早々、海岸に倒れていた女の子を拾ってきて、それがもとでとんでもない事件に巻き込まれ……！

内容説明

親孝行の娘・結城美沙の計らいで、三重県まで泊まり込みのバイトに行くこととなった草刈鷲士と麻当美貴。ところが旅の途中で鷲士が記憶喪失の女の子を拾ってきたからたまらない。美貴は不機嫌となり、鷲士はびびり…。一方、バイト先の旅館の近くでは不気味な事件が世間を騒がせ始めていた―！次々に起こる変死事件…！霧に浮かぶ巨大な影…！！超人気シリーズ第３弾！歳の差９歳の父娘が次に挑む謎は人魚伝説！！父娘の関係はまだまだ微妙です…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつかねずみ]

再読。　伝承なら世界規模に存在する人魚を巡る、一地方都市での争い。　そして、同時に鷲士や九頭竜の秘密が明かされる回。　美沙や樫緒の影は薄く、その分美貴の病み具合が表に出ており、物語のしっとり感も含めて１～２巻よりも地味だけど、その分大人向け（？）な感じがあって違う面白さを感じられた。　さて、また暇見て続き読まないとな……巻数多いからタイミングが難しいけど。

2017/03/11

[まつだ]

ところどころページが飛んだかと思わせる突拍子もなさがあって、あんまり楽しめなかった。黒い海、白い霧、血なまぐさい謎、と抑え気味の舞台の雰囲気は「怪奇大作戦」に近くていいのだけれど、美貴がもう怖い域に。

2015/05/02

[オルガ]

伝奇トレジャーハンター第3巻。今回は人魚伝説がテーマ。全２作とは違って話のスケールは小さいけどしっとりとした話。お気に入りは人魚の体を梳るところ。ホラーっぽいところが好き

2014/03/01

[あららぎ]

泣けるで・・・

[gunnro]

やっぱり美貴ちゃんがステキすぎる。それだけに不完全燃焼なラストバトルが・・・。