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出版社内容情報
明るさだけが取り柄の高校3年生・花丸森写歩朗(はなまるもりしゃぶろう)の部屋へ、ある夜一人の少女が飛び込んできた。ジルと名乗るその少女はなんと吸血鬼。あまりに現実ばなれした出来事に驚き恐怖する森写歩朗。しかし、吸血鬼狩りブラックウィナーに追われ重傷を負ったジルに同情し、かくまってほしいという彼女の願いを聞きいれる。こうして暮らし始めた二人は徐々にお互いに惹かれていくが、人間と吸血鬼という種族の壁は高かった。思い悩むジルと森写歩朗。そこにとうとうブラックウィナーが現れた。果たして二人の運命は? そして恋の行方は……!? 第4回電撃ゲーム小説大賞〈銀賞〉受賞作、待望の刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あい
2
高校の先輩のデビュー作。母校の演劇班顧問がモデルと思われる登場人物がいたり、結構内輪ネタが多かった気がします。今でもご活躍なのだろうか……。
Tia
1
面白かったけど、シリアスはシリアスにして欲しかったかな2012/10/28
イミナイゴ
1
何度目かの再読。私のライトノベルの始まり。ゆえに別格であり評価のしようがない作品。漫画ではなく小説で笑わせるなんて、コメディではなくがっつり笑わせるなんて、この作品の前には存在していなかった。こののちに続くギャグ系ライトノベル全ての始祖だと思う。2012/05/29
ファーラス
1
今さらながら。確か中1で読んだかな。当時の自分としては、ユーモア・ウィットのセンスに惹かれた。「頭をフル回転させるんだ」→「空回りの音がした」なんか今でも覚えてるなぁ。次回作に何のキレも無かったので、阿智先生の中では力を出し尽くしたシリーズではなかろうか。2012/04/28
nog_m
1
周りで結構好評価を下してる人がいたから購入。が、特にその理由は分からず。文章も読みやすさっていうよりも変に短くて違和感。90年代の作品だということを鑑みてもあんま評価できないし、作中の脚本と作品の本筋とが絡んだ仕組みも別にギミックていうようなもんじゃないし。そもそもそういう読みをする作品ではないんだろうけど。あと内容外で気になったけど、フォントは多少太くした方がこの作品には合ってると思う。このタイプのフォントはラノベよりも純文の方に使われてる気がするし。この頃のラノベはみんなこのフォントかもしれないけど。2010/12/27