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内容説明
水の感情らしきモノを読み取ることが出来る高校生・佳奈子。人の体のほとんどが水から出来ているからか、気づけば佳奈子は人の感情までも読めるようになっていた。小心者な性格から、その不思議な力を自分だけの秘密にしていた佳奈子だったが、夏休みを利用して祖母の生家、カナダはノヴァスコシアの田舎町へと一人行くことに。潮騒の聞こえるその町の海岸で出会ったのは、佳奈子と同じ力を持つ青年・ヒヨリミだった。感情の読めるヒヨリミには隠しごとが出来ない。そんな相手とひと夏の間、一緒に暮らすことになって…?これは澄み切った水のように透明で、優しい物語。
著者等紹介
片岡とも[カタオカトモ]
大阪府出身。ゲームディレクター・シナリオライター・小説家など各方面で活躍中のクリエイター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王蠱
14
絵師買い。MFらしくない、もっといえばラノべというよりちょっと対象年齢高めの児童文学読んでる感じ。文章なども基本に忠実な感じで大きく盛り上がった展開とかは今のところないが、逆に言えば気を少し緩めたいときとかに読むなら割と良いかも2012/11/24
ゴローさん
10
小心者チャンプの割には結構最初から飛ばしてましたねWじゃんぷじゃんぷ♪が可愛かったですね。終始ほんわかした雰囲気なのでほのぼのした気持ちで読めました。佐奈は通常状態よりも変なスイッチが入ってる時の方が好きですWWW水の能力に関してはまだ秘密が隠されている様ですし、次回は船に搭乗するようで楽しみです。2013/03/19
ノリヤマダ
7
水がテーマのちょっと不思議な癒し系現代異能ラブコメ?でした。主人公が女の子だからか少女マンガっちくな展開が多く、それを『MFラブコメ展開+癒し系』っぽい雰囲気にまとめている。とはいえ、MFっぽい雰囲気はほとんどないけど。1巻単体では世界観の紹介のみに徹底されているようで、登場人物の紹介と水の能力・感情についての説明ぐらいしかなかった。タイトルの「水のマージナル」とか主人公の潜在的な能力とかの伏線はほとんど伏せられたまま。1巻だけでは作品テーマがわからないままなので、続いて2巻も読んでみないと・・・2013/07/07
れみぃ
6
「あの銀色・ナルキッソスの片岡ともさんのラノベ・・・だと・・・」 この本の存在を知ったからには絶対読まないと思い読んでみたが、まさか起承転結の起か承ぐらいで話が終わるとは思わなかった。 謎ばっかりで、水に対して緊張感の欠片もなく次巻を絶対読まないと!と思わないまま1巻終了。 ナルキッソスの小説でも感じたけど、ゲームと違ってあの独特の間がないのにゲームと同じ文章がそのまま書かれてあってどうにも微妙に感じてしまう。まぁ、それでも片岡ともファンとしては絶対買って読むんだけどね! 話が全部終わった時「あぁ名作だっ2013/02/20
t_hirosaki(t_hirosaki)
6
ギャルゲー的な出会いのシーンを女子視点から書くとこんなロマンチックになるんだなあと新鮮だった。だがそんなことより佳奈子が誘い受けロリ処女ビッチという謎の全方位攻撃をかましてくるのでどうしようもなかった。大体全裸に泡だけとかつるつるでぺったんことか危険な単語が大量に並んでいるので色々耐え難い。こんな子と毎日過ごしてて平然としてるとかケイは賢者なのか? 操れるのは水だけじゃないってか?/帯の文面から雰囲気作品だと思って読んだら全然違いました。これはヒロインに萌え狂う作品です。舞台がカナダなのが珍しいとこですね2013/01/03