- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > MF文庫J
内容説明
「私と―付き合ってくださいっ!」御園日向は幼なじみの綾川鈴莉と一緒に暮らし始めてから7年、ついに鈴莉から告白されて、念願のイチャイチャラブラブな日々を過ごすはずだった。そこへ突如転がり込んできた、従妹を名乗る女の子・皐月。今、3人の同居生活が始まる。万能の異能を持つ皐月に振り回されつつも全力で鈴莉との恋人生活を堪能する日向。だが、“御園”本家をめぐる事件に巻き込まれ―!?第8回新人賞デビューの激甘イチャラブ×異能バトルアクション、開幕。
著者等紹介
水月紗鳥[ミズキサトリ]
第8回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王蠱
22
シリアス?なんすかそれ美味しいの?って感じでバトル&異能なんかはあるけどそんなのがまったくどーでも良くなるくらいの恋愛・バカップル濃度!思わず口から砂糖吐きそうになったわ!!チートというか「俺tueeee!」成分をバトルとラブコメの両方に全振りしたような感じで、いやはやここまでストレートにイチャイチャラブラブされるともう全力で応援したくなる2013/04/03
1_k
12
これは無い。単なるファンディスクやSS的なものとして見ても、それだけで長編一本引っ張られると苦痛でしかない。シリアスなストーリーなりメインのお話に、甘い要素があるからこそ引き立つのであって、スパイス的要素だけ山盛りにされても困る。立ち上がりが遅いのも厳しい。どんなに作者さんが思い入れのあるキャラであろうと読者にしてみれば「誰こいつ?」でしかないのよ。いきなりいちゃつかれても置いてきぼり。そして後半の異能バトル要素は、お粗末の一言につきる。もっと設定を詰めるべき。2012/11/01
SSS
11
あとがきにコンセプトはエロゲーのファンディスクとありました。 確かに新鮮で、最初からヒロインと恋人同士でイチャイチャするのも素晴らしいと思うのですが、なにか物足りない。 読んでてニヨニヨ出来るようなイチャイチャじゃなくて、生々しいイチャイチャだからかな?絶対ヤってるもんこの2人。 ファンディスクよりも、コンシューマだと思う。「絶対これ元はエロシーンが入ってるな。」みたいに、毎日ヤってる感じなのにその描写が無い。 成人向けラノベで出した方が良かったんじゃ? むしろエロゲーで出した方が良かった?2012/10/30
ニル
10
新人賞。ラブコメにしろ異能バトルにしろ、ハーレム鈍感系が多い中で最初から主人公とヒロインがイチャコラしてる展開は珍しい。珍しいが、展開の間口的なものは既存物から相当に逸脱するので、今後の展開が果たしてこの手の異能ラブコメバトルモノを好む層に受けるのかどうか微妙な線。好まない層からは異能の後出しが多過ぎ、戦闘時の主人公の言動が痛い、予想の簡単な伏線を仰々しく回収等、凡作として処理されそう。またヒロインとして動かし易い上に読者が感情移入し易いのは皐月なので、作者さんは相当頑張らないと厳しそうな予感。2012/10/26
ころん
9
7年前の事故が原因で幼馴染の鈴莉と一緒に暮らしていた御園日向だが、ある日突然、従妹だと言う皐月も同居することになる。しかし御園家は代々異能を持つ家系であり、日向達は本家をめぐる争いに巻き込まれてしまう。タイトルからは想像できないくらいの激甘いちゃらぶ、ちょっとだけ厨二異能バトル。自覚的にひたすらいちゃらぶし続けるという珍しい作品。まさにエロゲのFDっぽい。本家や異能に関する設定も無理なくストーリーに絡めてあって、幼馴染とのいちゃらぶに期待して読んだから大満足です。お姫様と騎士ってベタだけどいいな。2012/11/01