MF文庫J<br> 聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)〈13〉

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MF文庫J
聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)〈13〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840146463
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

騎士団のみならず都市にまだ残っていた市民たちからも結婚を祝福されるセシリーとルーク。その宴の片隅に佇む聖剣アリアは困惑していた。たとえ聖剣と呼ばれようとも“凶器”であることにかわりない自分に対して、親しげに声をかけてくる者たち。彼らは“魔剣の”アリアや銘無しと一体どんな関係だったのだろうか…?一方、帝政列集国は移住を始めた都市市民たちを見逃し、非を負わずに総力を注げる“都市が兵士のみとなる”時を待っていた―。そして―決戦の刻!!騎士の運命と剣の使命が研ぎ澄まされる最新巻。

著者等紹介

三浦勇雄[ミウライサオ]
1983年2月生まれ、弘前大学人文学部人間文化課程卒業生。第1回MF文庫Jライトノベル新人賞の審査員特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

27
シリーズ13冊めとなる今回は、独立都市と帝政列集国の総力戦の序章+短編集な話。聖剣として生まれ変わり、新たな力と人格を得たアリアの暴走があったり、レジナルドとパティがさらっと婚約したりと色々ありましたが、肝心の総力戦は次巻に持ち越しと言った感じでしょうか。せっかく物語が盛り上がってきたのに、このタイミングで切られるのはちょっとツラいですね。短編もかなり昔の話だし、懐かしさはあるけど面白みには欠けたかな。とりあえず次巻に期待ですね。2015/08/18

ケーイチ

16
はぁ、聖剣完成、アリア復活するも波乱の予感。元のアリアと違いすぎてちょっぴり寂しい。アリアと銘無しの記憶が心の奥にあるけど、新聖剣としての自我確立ができないモヤモヤ。そうくるか。。「アリアじゃない、銘無しでもない。私は…」って感じですね。自我が確立できたら、魔剣時代の記憶も蘇ってくれるのかしら。次が最終巻臭いから、期待大。後半の、連載初期を舞台にした番外編が懐かしい雰囲気でとても良かった。アリアの日常的な描写はグッとくる。。2012/10/11

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

14
【★★★☆☆】「ワシらは皆、ひとり残らず死ぬかもしれない。だから諸君に命令を下す――全員生き残れ」 聖剣アリアの覚醒を待たぬまま、独立都市と帝政列集国の全面対決がいよいよ開戦。 ただ今回は1冊におけるストーリー本編が前半部分のみでぶつ切りのまま次回へ持ち越し、残り半分は過去にアニメDVD特典として書き下ろされた短編が二つ収録という構成になってます。 また、この巻ではセシリーたちの与り知れぬところで独立騎士団の堅物さんもめでたくカップル成立……よかったねおめでとうw2014/04/27

紅羽

9
遂にアリア復活。彼女が皆の前に戻り、良かったはずなのですが、やっぱり元の彼女ではないのですね。違うと思っても彼女の中にアリアの存在が確かにある。それが余計に切ないです。今回はセシリーとルークの結婚後からなので、甘いのを期待してましたが、これが面白い程、変わらない(笑)それが逆に良いです。二人らしいです。でもルーク、「抱く」連呼し過ぎ。これは是非とも最後まで生き残って新婚生活を楽しんで欲しいです。 短編の方は本編との落差が激しいですね。ほのぼのして好きですが。2012/10/09

takao

8
ルークとの結婚を経て、いよいよ最終決戦に突入目前、といった13巻。番外編があったからこそ感じる事なのか、二人の結びつきの強さ、思いの強さがハッキリ見て取れて、見守ってきた方としては嬉しい限りです。ハーレムもの全盛のライトノベルにおいて、ここまで一人の人を思い通して結ばれる、と言う作品は希有なのではないかなぁ、という気もしました。あとがきの感じからして、次がいよいよ最終巻となりそうな予感がします。セシリーだったら、最後の扉を間違いなく開けられるはず、ということで。しっかりと見届けたいと思います。2012/08/04

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