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内容説明
リーの襲撃を退け平穏な日常を取り戻した勇者たち。このまま死ぬまでのんびりだらだらできると喜んでいた勇者のもとへ、一人の修道女が現れる。その名はユーフェミア。諸事情あって出家中のアスツラピ王国の第三王女で、勇者の幼なじみだった。クリュメノスー神教の命で魔王の存在を確かめに来たユーフェミアに、魔王城は騒然。突然戦ったり風呂をのぞいたりと勇者も様々な仕事をしなければならなくなる。しかも、ユーフェミアにはどうやら『秘密』があるらしく…?働きたくない勇者の魔王城日常系ファンタジー第二弾、開門。
著者等紹介
冬木冬樹[フユキフユキ]
第6回MF文庫Jライトノベル新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
浅野べる
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★★★☆☆2015/07/10
gayuu_fujina
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感心したのが、魔王と言うシステムは決して最初から人類を滅ぼす為のものではない、と言う1巻からの伏線をきちんと齟齬無く回収している点。勇者と魔王が手を携えて戦うべき相手とは…と言う以前に、現人類は戦争で詰みかけてるんだっけ。2012/11/19
ken
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とても丁寧に作られたお話だなあ、と。最後の章を除いた他の章は基本のフォーマットが全部一緒で、読み始めに既視感を感じるんだけど読み進めると新しい発見や展開が有って飽きさせない作りになっています。登場人物の個性や世界観も一冊通してブレがなく、読みやすかったです。読んでいて心地良いって感じ?一点、どーかなー、と思ったのはエピローグのあっけなさ。勇者の無気力が作者にも伝播したのかしら?2012/09/27
サダハル
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結構重い話でもあったけど、魔王の運命の受け入れ方・生き方に共感できます。魔王の影響を受けてユーフェミアが王女として又自由人として何を求めて考えどのように生きていくか今後の展開に期待です。2012/07/24
山鴎 柊水
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世界観が、くどくもなくわかっていき、さらに引きこもり環境の中での魔王たちにとても共感が持てます。すでに、引きこもり系魔王と勇者ということで、いろいろと楽しみです。これからも、さらに期待です。ただ、マンネリ化しないかどうかは少し心配です。2012/07/15