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内容説明
夏休みを目前に控えた高校一年生の霧島海人は、同級生達と映画を撮る計画を練っていた。「なんかしたいね」「わかんないけど、なんかさ」そんなある日、3年のクラスに赤毛の少女・貴月イチカが転入してくる。何故かイチカ先輩のことが気になって仕方ない海人。仲間がいきなり映画の出演をもちかけると「いいわよ」と先輩は二つ返事でOKする。その帰り道、またしても先輩と出会う海人。成り行きから、帰る家が無いという先輩は海人の家にしばらく滞在することになるのだが…。大人気TVアニメ待望の小説版。その夏の思い出が、僕たちの永遠になる―。
著者等紹介
豊川一夏[トヨカワイチカ]
黒田洋介が所属するスタジオオルフェに在籍。『あの夏で待ってる1』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みどるん
6
好きな話だけどアニメが良かったからかノベライズが良かったからかはよくわからない。脳内補完で読んでいる部分があるかも。りのんは文字でなく動画の方が良いのは確実。2013/11/06
紅羽
6
アニメを見てからしばらく経過したので所々忘れていたのですが、読んですぐに蘇ってきました。取っ掛かりは結構ぶっ飛んだ感じで始まりましたが、一瞬で過ぎ去っていく学生時代の夏をそのまま切り取ったようで、とても初々しい輝きが凝縮されてますね。天然な海人とイチカのやり取りがもどかしくもあり、微笑ましいです。2013/06/28
ろびん
4
8ミリへの憧れは滅茶苦茶わかるんですが、なんとなーくでカメラを回す主人公はお金持ちだなあ……。フィルム代、万で効くんだろうかってレベルですよね。2018/08/16
ほーたろー
4
アニメでは描き尽くされなかった皆の本心が丁寧に描かれていて、人間関係がより複雑さを見せ読んで楽しかった。アニメが終わったらもう一度読みたい。2012/03/25
明石智尋
2
何人ものキャラクターが一人称で語る形式のノベライズ。同じシーンを違うキャラクターで描くとガラッと印象が変わってすごく良かった。アニメを見ていることが前提ではないが、見ていた方がいいんじゃないかと思う。2012/04/02