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内容説明
ちょっとえっちな妄想もするが、至って健全な男子高校生・富士岡藤紫郎。彼は、入学式で一目惚れした生徒会長・姫宮瑠璃に告白を決行するもあえなく玉砕。傷心の彼は、ある日『悪魔召喚マニュアル』という本を入手する。半信半疑で召喚の儀式を行うと、羽と尻尾が生えた妙にエロイ恰好の瑠璃そっくりな人物が現れた。「瑠璃先輩…ですよね?」「我は…淫魔サキュバスよ」―まさかの本人召喚!?「…貴方の願いを叶えた代償として、私の愛玩動物くらいにはしてあげるわ」藤紫郎は悪魔のしもべとして文字通り「犬」になり…?「犬」と「悪魔」が贈るちょっとえっちな学園ペロペロ系ラブコメ。
著者等紹介
淺沼広太[アサヌマコウタ]
1979年5月24日生まれ。「魔王、始めました」シリーズでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
524
6
☆6 悪魔の女の子と契約をした主人公が犬になって女の子をペロペロするドタバタラブコメ。ぶっちゃけるとキャラは薄っぺらいしストーリー性もない。突き抜けた変態性がこの作品のキモと言っていいだろう。ただペロペロするためだけにキャラを用意し、ただペロペロするためだけにストーリーを運ぶ。ここまで開き直られると清々しい。個人的には悪魔な生徒会長が出てくるというだけでOKなんですけどね。【お気に入りキャラ:姫宮瑠璃】2012/07/08
カインズ
6
【重度の変態達の物語】一番まともな人物が淫魔である瑠璃という不思議。胡桃の倒錯っぷりや主人公の変態っぷりが凄まじすぎる。2011/09/22
メロン泥棒
6
犬は犬でもバター犬だった。期待以上の変態エロコメディ。淫魔の瑠璃先輩と契約することによって犬になってしまうが、その代わり悪魔の匂いを嗅ぎつけペロペロなめ回すことで悪魔祓いが出来る能力を身につけた主人公・藤紫郎。悪魔に取り憑かれた女の子を探してはペロペロなめまくり。個人的には自称・妹の胡桃ちゃんの変態ぶりが最高だった。寝取られたり、陵辱されたりするのを想像して興奮しまくる「妹」の変態ぶりに興奮した。2011/09/20
シュエパイ
5
読み終わった後、しばらくうーんとえーんとほーんと悩んでいたのですが、ようやく判りました。ドキドキ魔女神判かよっ!よし、ツッコミ入れたので気が済んだ、満足!あ、本編については、妹(偽)が酷すぎて素敵だと思います、ええ。2011/09/25
1_k
3
ふぅ……なんてけしからん作品なんだ。エロもここまで突き抜けちゃうと、逆に評価できる。ラノベで許されるきわっきわっすね。浅沼先生の過去作って私にとっては微妙な作品ばかりなのだが、本作だけは一貫した情熱というか、立ち昇るオーラを確かに見とどけました。突き抜けた何かがあれば、他の欠点はすべて許せてしまうのに、突き抜けきれない作品のなんと多いことか。2012/02/24