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内容説明
すぐれた戦士には例外なく、賞賛と敬意をこめて二つ名が送られる。ある者は“氷山に咲く花”と、またある者は“四つの胃袋を持つ男”と、そして彼女はかつて、こう呼ばれた戦士だった―“極大引力”。大食い少女・井ノ原みのりに魅せられて『過食倶楽部』に入部したハチは、みのりと焼肉バイキングを楽しんでいたある日、“怪物”に遭遇する。大食い勝負を持ちかけられて完敗してしまったみのりは「部活を辞める」と言って、姿を消してしまった。みのり不在で始まる東北大会。ハチたちはみのりが戻ってくることを信じて、4人で戦うことを決意するが―。“極大引力”の復活なるか!?熱血大食い小説第3弾。
著者等紹介
内田俊[ウチダシュン]
第6回MF文庫Jライトノベル新人賞にて優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
7
俺たちの戦いはまだ以下略的な完結。2巻よりは持ち直しましたが、ネタ的にもこれ以上続けるのは厳しいでしょう。大食いという基本テーマは置いておいて、人物の描き方とか、独特の個性を感じさせる作品でした。こういう自分らしさというものは大切にしてほしいですね。2015/11/24
シュエパイ
2
全国制覇へ向けた、東北大会!……怪物や暴風率いる宮城の学園名が、ウルスラっぽいなー?とかぼんやり思う今日この頃。本戦も良かったけど、心折れた少女と、負けても負けても戦い続ける彼女の様子が一番好きだったり。あ、メイドさんのあの戦い方は、私もちょっとゲーって感じかなっ。後書きとか流鏑馬の話で、大体舞台がわかるのが地元(ニアリ-)特権でしょうか♪まぁ・・・確かにまだまだ全然、復興途中だけどさ。宮城や福島は、七夕もジャズフェスもその他のお祭りも、殆ど意地だけで開催して見せたんだし、いいと思うのですよ、この話。2011/10/11
メロン泥棒
2
残念ながら3巻で完結。たしかにギャグラノベとしては一線を越えきれないもどかしさはあったが、他のレーベルから出している作品はかなり一線を越えちゃっているバカさがあって面白かったので、次回作に期待。2011/07/10
ころん
2
これから面白くなりそうだったのに完結…すごく残念。決勝戦とか全国大会とか見たかったなぁ。1巻を読んだときに感じた、熱さとか楽しさが戻ってきて、すごく楽しんで読めたのに。みのりの挫折→復活っていう大筋の話があったけど、蘭VS竜崎戦の印象が強すぎてもう。この作者さんが書く変態キャラ好きですw2011/07/06
タカユキ
2
完結かー。量とかのリアリティはともかく、なかなかに熱い青春モノで楽しかったので残念。せっかく主人公に二つ名が付いたのに…2011/06/24