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内容説明
体育祭が迫る九月の朝。のどかな二人乗りの最中、ちっちゃな宇宙怪獣ツインテールが降ってきた。『完璧』な笑い方をするその女の子は、ぼくにロケットダイブして―そして平穏だった学校に『笑わない猫』の笑う声がする。校舎はイタリア、水着が制服、横寺王子は今日もみんなの人気者!…いやいや待てよ、なにがどうしてこうなった。もしかして、ぼくを悩ませ続ける『小豆梓問題』と関係が―?大人気爽やか系変態ラブコメ第3弾。
著者等紹介
さがら総[サガラソウ]
第6回MF文庫Jライトノベル新人賞にて最優秀賞を受賞。1986年生まれ、東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
81
なんか、しっかりしてるなあ。文章が著者の頭の良さを物語ってる。ふざけるシーンとかでも、計算して書いてる感、わざとこうして書いてる感が隠れて見える。物語も物凄い展開。イラストのカントクさんも素晴らしい。うん、もう言うことは無いよ!笑 刊行も中々ゆっくりなんだけれど、もう他のそこらへんのただ女キャラのサービスシーンを書いときゃいいだろ書いときゃ、って感じのラブコメとは違う。クオリティがまるっきり違う。まず改行がめちゃくちゃ多いわけじゃないからなあ。密度高し。これからどうなるんだろう、4巻も楽しみだ~♪2013/08/25
giant★killing
49
再読。内容は体育祭が近づく九月中旬、月子を自転車に乗せて登校していた陽人は、そこで”百パーセントの笑い方”をする幼女エミに出会う。彼女と出会ってから、校舎はイタリア風、指定制服は水着、そして陽人のあだ名が『おうじ』に変化!P102「女子に水着を着せたがるだけではなく、それを全校規模で本当に実行してしまう人間が、いったいどれだけいると思うのですか。そもそも王子さんと呼ばれて喜んでいたのは、どなたですか」…月子にすら疑われてしまった陽人は、無実を証明するために、原因となった『笑わない猫』の謎に挑むが…。→2016/06/30
Yobata
45
台風の嵐も過ぎ、ちょっとした変化があるものの、日常に帰ってきた陽人たち。その前にポン太の妹を名乗るエミという少女が現れ、陽人をお兄ちゃんという。100%の笑顔で接するエミに気を許し、学校に連れて行くと、なんと校舎が変わり、制服がスク水になり、陽人やみなから好かれている状況に…。猫像の仕業とはわかるが一体誰が…。そしてエミの正体とは…。小豆梓問題を抱えた陽人は無事解決できるのか?ロリペドハイブリットキングデラックスww!!ロリが参加することで、犯罪性が追加されて、変態さがパワーアップされているww→2012/04/13
ほーりえ
30
えっと・・・つまりどういうことだ?と、言うのが、読み終わって最初に抱いた印象。何というか、今回は奇怪です・・・。正直猫神の設定もよく分からない。2巻に比べると、文章も読みにくくなった気がする(と言うか、設定について行けてない感じ?) 0話を読むと何か分かるのかな?後書きにそんなような事が書いてあったから、とりあえず読んでみようと思う。 キャラは凄く良いシリーズなだけに、ちょっと惜しい感じです。2013/06/04
カインズ
25
【キャラクター良、展開唐突】月子のさりげない可愛さや鋼鉄さんのおバカっぷりなどが際限なく発揮された会話の面白さは、健在。制服がスクール水着になるという設定のおかげで挿絵も良い感じ。ただ、後半の展開があまりにも唐突なように思われた。シリアスで行くには、主人公があまりにもアホの変態で違和感がありまくりなので、普通のラブコメをやってほしい。2011/05/26