MF文庫J
ゼロの使い魔〈20〉古深淵の聖地

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  • サイズ 文庫判/ページ数 231p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840138215
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「やっぱりわたし、サイトのこと好きなのかな」「見せるの、そんなにイヤじゃなかったの」「わたし、悪い女の子なんだわ。友達の恋人を好きだなんて―」―ティファニアの『革命胸』のおかげでエルフの追っ手から逃れた才人たちは、ルクシャナの導きでとある島を訪れる。この世界の生き字引といわれる水韻竜に会うためだ。だが有益な情報はなく、やきもきしながら過ごすうちに、ついにテファがレボリューション!?一方、ルイズは学園の仲間とともにエルフの土地へ。才人の無事をひたすら信じ、迎撃するエルフたちと戦う。世界を巻き込む災厄に翻弄されるルイズと才人は、再び手を取り合うことができるか!?いよいよファイナルへ、カウントダウン3。

著者等紹介

ヤマグチノボル[ヤマグチノボル]
1972年2月、茨城県生まれ。『カナリア―この想いを歌にのせて』(角川スニーカー文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

68
ラストスパートに入る手前の、ギリギリと引き絞った感のある展開で読ませる。才人はティファニアと行動を共にし、どんどん良い感じになってゆく。ルイズの出番はかなり後で、この巻ではルイズと才人は出会えない。また仮想戦記ばりの戦闘描写があったり事態もぐんぐんと大きくなっていく。そしてエピローグでの引き。ということで次巻への期待が高まる。著者のヤマグチノボル氏は、この巻を最後に永眠。今更ながら、ご冥福をお祈りします。未完、とはならず有り難いことに2冊続きが出ていて、完結している。代作者の方の頑張りを、楽しみにしたい。2021/03/06

まりも

46
再読。エルフたちの下から逃げ出した才人達は竜の巣に身を隠し、そこで地球の兵器を手に入れる…な話。この20巻でヤマグチノボル先生が書くゼロ魔は終了となる訳ですが、盛り上がり具合がハンパないですね。ラブコメ、熱いバトルの配分が絶妙だわ。ロマリアの思惑、虚無の使い手たちの二重契約、ルイズとの恋模様、そして初代たちの謎とこれからクライマックスへ向かって一直線といったところで絶筆となっただけに当時の哀しみはすごかった事を覚えています。先生の意志を受け継いだ方はどんな結末を描いてくれるのか。今から楽しみです。2015/07/27

た〜

24
本人著作のラスト。話がラストに向けて盛り上がってきたところで他界なされたヤマグチノボル先生の無念さはいかばかりか・・・ 話の内容に関しては、もうここには書ききれないほどなので一言だけ。エレオノールお姉さまに、まさかの春到来ですか?到来なのですか!?2016/07/07

20
軽めのギャグを交えつつ、盛り上がってきてる。魔法の世界で核がくるとは思わなかった2018/11/14

Yobata

20
エルフの都市から逃走した才人,テファ,ルクシャナ。逃げ込んだ先は古代竜が住む水中にある岩場の空洞だった。そこは“竜の巣”と呼ばれ、その水中には地球の拳銃やミサイルなどの武器が沢山沈む場所だった。ガンダールブの左手の光が導く先には、原子力潜水艦,そしてその中にはブリミルが用意したとされる最後の“槍”が…。その破壊力に使用を悩む才人。そしてこの地球産の武器が沢山出土する場所は…。そしてルイズ達は才人とテファを取り戻すためエルフの地へ進軍する…。胸革命のテファが才人への好意を自覚して乙女モード全開。→2013/08/25

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