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内容説明
貴樹和貴の部屋に腐れ縁の田辺川涙が押し掛け、ふぁんしーなステッキを取り出して叫んだ。「へんっしんっ☆」―瞬間、和貴の目の前で光に包まれる田辺川涙の姿は全裸のシルエットを経て、なんというか「魔法少女」としか形容できない姿になる。…そして、和貴の不条理な日々が始まる!しかも。田辺川涙は、和貴を振り回すことになる“1人目”にすぎなかったのだ!!やがて謎の結界に丸ごと覆われてしまうこの街の中心で、和貴が採る“選択”は!?第6回新人賞佳作受賞の有望株、キラッ☆と華麗なるスタート。
著者等紹介
冬木冬樹[フユキフユキ]
第6回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1_k
4
ネタの発想はいいのだが、正直設定だけに終わってしまい、ストーリー展開上必要性がない。これが致命的になっている。さらに、掛け合いに代表される作者のセンスが、私にはちょっと合わない。なので、てんこ盛りのギャグがことごとく笑えず、読み進めるのになかなかの努力を要した。それ以外にも主人公の行動原理にしても、他のキャラの行動原理にしても、ちょっと褒めるところを探すのが難しいです。2011/11/03
思織
3
タイトルに惹かれて買いましたが、中途半端で期待していたほどではありませんでした。正直、読むのが辛かったです。理由は3つあります。1つ目の理由は、遠回しな表現の繰り返しが沢山あること。くどいなと思いました。2つ目の理由は、世界観が不安定で地についてないなと感じたこと。3つ目の理由は、水萌の超攻撃的なキャラクターが受け入れられなかったこと。読んでいて頭イタイ。盛り上がりに欠け、読み終えてもスッキリせず、何をしたかったのかよくわかりません。2011/09/04
みささ
3
遠回しな表現の繰り返しに耐性がある人向け。どれぐらい遠回しかというと、東京から秋葉原に向かうのに品川方面乗っちゃうぐらい遠回し。大阪から京橋に向かうのに西九条方面(以下略2011/05/30
ニル
3
新人賞。二人目のヒロインがサディストとキチガイを履き違えたキャラで受け入れられず後半は流し読み。GA文庫のデビュー作よりずっと面白かったけど、主人公が衛宮士郎と上条先生を足したような性格になった理由が一切語られれなかったところが不満というか、明らかに足りない。結局誰が主軸の話なのか始終分からないままなので、読後何も残らなかった。2011/05/02
タカユキ
3
…その昔ジャンプで魔女娘ViVianというマンガがあってのう…まぁいいや。主人公の性格の根源が全く語られないので、キメ顔で説教されても…というのが本音。もうちょい漫才中心に軌道修正してくれれば、続きに期待できるかな?2010/11/26