内容説明
アマンダは、くまの子をペットにしている女の子です。「アダム」と呼ぶと、くまの子はかわいいしぐさをします。二人はなかよし。けれどもアマンダの家にとまりにいって、夜中にくまの子がベッドに入ってきたら?上を下へのおおさわぎ!これは大人になったアマンダが、作者のターシャに語った話。アマンダもくまの子も、ほんとうにいたのです。すかし、むかしのこと。初期の傑作絵本「ターシャ・テューダークラシックコレクション」の12冊め。
著者等紹介
テューダー,ターシャ[テューダー,ターシャ][Tudor,Tasha]
1915年アメリカ、マサチューセッツ州ボストン生まれ。2008年6月逝去。92歳。アメリカでもっとも愛された絵本作家のひとり。1938年の『パンプキン・ムーンシャイン』以来、絵本や挿し絵を描き続け、100冊近くを著した。1830年代を一番愛しているというターシャは、バーモント州の山の中で、自然と動物に囲まれた19世紀風の暮らしを送った。広大な美しい庭の世話をしながら、日常生活のほとんどの品を手作りした質素で優雅なライフスタイルは、その著作の中で生き生きと再現されており、世界中の多くの人々を魅了している
ないとうりえこ[ナイトウリエコ]
内藤里永子。著書『イギリス童謡の星座』、編訳書『ねこねこねこがいっぱい』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆのん
42
【絵本】くまの子をプレゼントされたアマンダ。くまの子とアマンダ家族の日常や事件が描かれる。結末は少し切ない。3482019/11/13
リコリス
34
せんたくやさんもおにいさんのお友達もゆうめいなしんしもくまの子に驚いたかもしれないけど、お母さんの毛皮のケープのむねにきりめを入れたところで一番驚いたのは私かも!(笑)やんちゃで愛情たっぷりで笑ってしまうターシャさんらしい絵本。2019/09/08
ほんわか・かめ
20
リアルな熊の子のお話だった!《おばあさんが子どもだったときのおはなしです》 え!?実話!? パーティーの最中はちょっと辛抱がいっただろうけど、事の顛末に家族が笑う様子が楽しそう。〈1951/2010/メディアファクトリー〉2022/06/22
オレンジ
17
熊をペットにするなんて!て衝撃の絵本ですが、穏やかに熊が家族の一員になっていくのが可愛いです。初めて子グマが家に来た時、子供がお母さん熊のマネをしてご飯を食べさせるのが、愛おしいです。2017/04/11
mntmt
15
これ、実話なのかな。かわいそうなボストンの紳士!かわいいお話でしたけど。2015/06/21