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内容説明
ちょっと迂闊な普通の高校生・清原凪の目の前に、白無垢を着た長い金髪の女の子が現れて涙目でにらんでくる。「招待状は確かに送った。正装もこちらで用意している」…凪のせいで縁談が破談したという幼狐の橘が、その恥を雪ぐために凪に自分を娶れというのだ。「貴様のせいでは私は群から追放され生涯を処女で過ごさねばならんのじゃぞ！？」「ちょっ！？」―九尾の狐であることを捨て、いまは律儀に人間をやっている清原凪が「普通の高校生」を続けるには！？第６回新人賞佳作受賞作。
著者等紹介
冬木冬樹［フユキフユキ］
１９８７年２月生まれ。『ふぉっくすている？』と『魔法少女☆仮免許』で第６回ＭＦ文庫Ｊライトノベル新人賞佳作を受賞。同年『かんなぎ家へようこそ！』で第２回ＧＡ文庫大賞奨励賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
14
コン！いわゆる妖怪もののひとつにあたる作品になるけれど、いまいちキャラを活かしきれてないというか。普通にもっとハーレムに振り切ってもよかった気がする。そして、ラストの展開は今後にどうかかわるのか、ただ現在だとただの肩透かしみたいになっちゃってるけれど。個人的には藤紫が好み2019/06/23
謡遥
14
人間らしいってなんだろうね？な話？橘がロリだから初夜を迎えられないとか平然と言ってるけど、それ橘が成長するなり変化して成人相応になったらできるっていうフリだと僕は思うんだ。そして鬼と九尾が戦ってる時の恋と橘の会話がＣ3にありそうだなとか思ったり、鬼を待たせて橘と凪が会話してるのはそれどこのムスカ大佐？とか思ったりしました。総括、なんだかんだ言って和服少女良いよね！(台無し)2013/09/23
タカユキ
8
とてもMFらしい作品ですが…個性を下さい。2010/10/31
たくぞう
4
赤染さんの口調が普通じゃない件。あれはキャラ作りに失敗してるレベルで普通を逸脱してるんじゃないかな？ 赤染以外でも、橘や和泉の魅力が生かされてないのが残念だ。2011/04/24
ハロサイ
3
公式紹介文でドタバタなラブコメだと思ってたのに、見た目だけのヒロイン達が死ねとか殺すとか殺伐とした内容だった。肝心な所で度々冷めた発言するヒロイン達には日常パートでアピールされても萌えられないよ。主人公もなんだか、狐にも鬼にも相手の価値観を全否定するだけで人間の価値観の何が良いか伝えようともしない。力を見せたあとで、ろくに説得もせずにアレはさせないコレもさせないと無理やり相手を曲げさせてるなんて、人間性を疑う。[☆☆☆－－]2010/10/24
