MF文庫J<br> パラケルススの娘〈10〉永遠に女性的なるもの

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MF文庫J
パラケルススの娘〈10〉永遠に女性的なるもの

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  • サイズ 文庫判/ページ数 226p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840134842
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“魔術師シモン”に最後の反撃をしたクリスティーナ。それは彼女自身の死を意味していた。遼太郎はクリスティーナを救おうとするが、なすすべもなく、次に目覚めたときには“非在境”にいた。クリスティーナはかろうじて生きていたが、同時にシモンがまだ存在していることを知り、遼太郎は傷ついた身体に鞭うって、最後の戦いへと旅立つ。「本当に世界は救うべきものなのか」―根源的な問いに対し、美弥子、和音、ジンジャー、シャルロット、アレックス、シヴィル、リース警部、霧月、サー・マクスウェル―さまざまな人々の助けと祈りを胸に、遼太郎の出した「答え」とは…!?壮大なるマジェスティックファンタジー、キャラクター総出演で贈る感動の最終巻。

著者等紹介

五代ゆう[ゴダイユウ]
1970年生まれ。1991年「はじまりの骨の物語」(富士見ファンタジア文庫)で第四回富士見ファンタジア長編小説大賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

REV

3
バ(略)大人気だなw / 銃姫、イコノ、そしてこの作品と、MFJはなんだかんだいって、骨太な(?)作品を着実に完結させているよな。2010/08/27

結城あすか

2
結末に2巻も使ってるんだから、この作者特有の怒涛の大団円も少しは緩和されて緻密に描かれるのかと思ったら、巻数が増えただけ怒涛の長さが増えてるだけにょ。序盤から中盤まであれだけ緻密に周辺背景が描かれているのに、終盤になった途端に阿鼻叫喚だけが視野を支配し、背景描写もくそも無くなってしまうのが相変わらず酷いところにょ。ま、怒涛は怒涛でこの作者の味といえば味なんだけど、いつもなら怒涛の後はあっさり終わってるのに、変に余韻を残してるとことがらしくないというか、書き慣れてないという雰囲気があるにょ。2010/09/20

吉兆

2
それぞれが成長し克己した結果が結末に至り、綺麗に決まった。変にラノベっぽくならないで良かったよ。2010/08/29

kitten

1
あとは、話を閉めるだけ、という感じの10巻。 もちろん、ドラマはあるんだけれども、すべての材料は 出尽くしていたから、予定調和の10巻ともいえる。 (さすがに、ここからもう一波乱とかされると、  10巻では終わらないだろう。w) 最後になってみると、遼太郎が大化けしたなぁ、と。 いや、そうでないと話にならないんだが。w ただ、もう一回読みたいかと言われると、ちょっと、、かなぁ。 話が壮大すぎて。(苦笑)  他に読むものがなくなれば、また何か手を出すかも。 シリーズ全体評価:星22016/12/26

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

1
完結。シリーズ購読開始時は内容にはさほど期待してなかったぶん、終盤以降でこれほどの力作に化けるとは……ちょっと切ないエピローグも含め、大好きなシリーズになりました。

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