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内容説明
激しい斬撃を交わした交易都市と帝国軍。圧倒的な脅威を退けたひとときの平穏、身を粉に復興を誓うハウスマン市民たち―。そんな街中を歩くセシリーの姿に、騎士団員たちは面食らってしまう。その姿は…看護服!?生傷の絶えないセシリーが、パティから治癒の祈祷契約の実地訓練を受けることになったのだが―?一方の帝国も、新たな魔剣・ヴェロニカの担い手を定め、歪に片牙を剥く―。激戦の刃こぼれを研ぎ治す手入れ―それは次なる一閃を極めるための周到な布石!!壮大なファンタジー叙事、新章穏やかに開幕。
著者等紹介
三浦勇雄[ミウライサオ]
1983年2月生まれ、弘前大学人文学部人間文化課程卒業生。現在は地元・北海道札幌市に在住。第1回MF文庫Jライトノベル新人賞の審査員特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
36
前回の激戦を経て、束の間の休息を楽しむセシリーたちの日常を描いた話。交易都市サイド、帝国サイド両方に新キャラが登場したりと、今回は新章へ向けた繋ぎ回といった感じでした。ルークとセシリーの恋模様にニヤニヤしましたが、リサへの刀鍛冶技術の継承やアリアの異変など不安さも感じさせる話になってましたね。結構伏線も増てきましたが、これらが今後物語にどう影響を与えるのか気になるところ。ルークの右目も限界来てるっぽいが、次巻どうなるのか楽しみです。2015/08/13
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
16
独立都市での激戦をくぐり抜けたセシリーたち、7巻読了から1年も間をあけてしまったことに反省です m(__)m 復興に向け進み始める都市、セシリーの向上心に後輩団員の登場などもありつつ、やはり気掛かりなのはルークに迫るタイムリミットや帝国の新たな脅威ですね。 リサの決意にアリアの異変など、こちらも次回どのように影響していくのか楽しみです。 なお今回からは、なるべく間隔をあけすぎないよう残りの巻を最終巻まで読んでいけたらなと思います……w2013/11/30
KEI
13
借り本。ルークの行動が、想いが文間からわかってしまい、泣けた。あんたカッコよすぎるわ。それとセシリーは相変わらず可愛すぎ。僕はワンコ属性に弱いから、猛烈に愛でてやりたくなる。2010/06/24
オルガ
6
新章スタートということで新キャラのお披露目もかねた日常回かな。新キャラのなかではへっぽこ騎士とヴェロニカのコンビが気になるところ。敵はどんどん強化していくのに味方はルークとアリアがリタイアの危機ってかなりやばいんじゃないだろうか2013/07/03
やよひ
5
都市とセシリーとリサが順調な回復をみせるなか、いまいち元気がない感じのアリアとルーク。ヒルダが騎士団に入ってくれたのは心強いけど、そばで騒がしいヘイゼルさんは重要キャラになるのかしら。ルークからリサへ、刀鍛冶の技術伝授が始まった。その訳を、親方であるルークの覚悟までも理解して、修行に励む小さなリサがとっても健気。でも、今になってリサの左目がうずいたのはなぜ?2013/09/22