- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > MF文庫J
内容説明
負けず嫌いな少女・カリーヌは、幼い頃助けてくれた騎士に憧れて、自分も立派な騎士になるのが夢。女では入れない誉れ高い魔法衛士隊に入るため、名をカリンと改め、男装して王都に向かうが、ついた早々、サンドリオンと名乗る貴族ともめて決闘をする羽目に。冷たい雰囲気のその男に、カリンは事実上負けてしまう。このまま故郷に帰るわけにはいかない―カリンは衛士隊に志願し、見習いとして採用されるが、世話役はあのいけ好かないサンドリオン。しかも一緒に暮らすなんて!女であることを隠し、憧れの騎士になれるのか!?危うい魅力の男装の美少女が挑む魔法冒険活劇。
著者等紹介
ヤマグチノボル[ヤマグチノボル]
1972年2月、茨城県生まれ。『カナリア~この想いを歌にのせて』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
13
期待したより面白かった。ルイズママのスピンオフ、〇〇あたりを中心になるほどなるほど(笑)。ということはあれがパパ?こちらはわかりにくい、王女様はビッチな姫様の母親??閑話休題。男装して魔法衛士隊に入り騎士を目指す少女の物語。主人公でメインヒロインなので頑張っています。強さと弱さがテーマだろうか。ラブコメ要素もなかなか愉快2016/07/24
椎名
9
ルイズママのスピンオフ。ルイズの系譜というよりルイズがカリーヌの系譜なのだが、血を感じられて良かった。ただ無謀なだけの勇気ではなく、その場に応じた恐怖や不安を飲み込んで成長していく姿も主人公兼ヒロインらしい。2016/02/17
ブリットダリル
5
「ぺったら」とか「胸を張り」とか何回出てきただろうか。せっかく男装してるのに、無いものを強調するなんてひどい!あんまりだ!作者のろくでなし!だが、それがいい!/カリンを男だと思ってるマリアンヌ姫が、カリンの気を引こうとしているのを思い浮かべるとなぜか胸が熱くなる。百合好きとしては、カリンが女だと知ってしまった姫が「そんなことかまわない」的な方向に行くのを期待してしまうせいなのか?その展開はまずないのに/本編を読んでからだいぶ時が経ってしまい、固有名詞のほとんどは忘れてしまったが、難なく読めた。2012/06/08
しずの
4
文章の表現はシンプルなもので非常に読みやすかったです。内容もファンタジーな内容でライトノベルらしいと思います。主人公のちょっとした成長も見られ、不穏(話が膨らむという意味でですw)な伏線がありと…これからの展開に期待ですね。安定感があり、王道的要素ありの一冊でした。2010/09/28
さるお
3
卒業アルバムでシコったみたいな気分だ2014/11/14