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内容説明
封印されし魔王ミトラスが復活した時代。勇者アティスは魔王の城に単身乗り込み、『盾の聖女』と謳われるフェシナス王国カルセ王女は、彼を守るため城外での戦いに挑む。しかし彼女が見守る中、閃光とともに城は崩壊。勇者と魔王は姿を消した―。それから一年後。ふたたび平和が戻った世界で、カルセ王女は勇者アティスの姿を見たという噂を耳にする。その真偽を確かめるべく一人旅立ったカルセは、ついにアティスと再会した。しかし彼の様子はどこかおかしい。その瞳に輝く銀光の十字は、魔王の証そのものだった…！？魔王×王女×勇者が織り成す本格ファンタジー。
著者等紹介
伊都工平［イトコウヘイ］
兵庫県出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
冬猫
3
ずっと放置してたけど、実は人生で一番最初に買ったラノベだったりします。体と精神が入れ替わった魔王と勇者、それに王女カルセを加えたトライアングルファンタジーです。こういうMFの軽めのノリは嫌いじゃないです。ただつまらなくはないけど物足りないって感じでした。ヒロインがあのようになるとは驚きです…。2巻も持ってるけど、気が向いたら読みます。2015/12/25
彩雲
1
看板に偽りあり。萌えファンタジーと見せかけて、中身は寓話。羊頭狗肉か羊頭牛肉か、意見が分かれそうだが、私は嫌いではない。ただ、話を練りこみ切れていないような印象はある。余談だが、私としては、お姫様がずっと魔王に食べられる展開でも良かったりする。（ｗ2009/08/04
猫殿宰相
1
王女の行動や思考にあまり感情移入・・・というか賛同できなかくて惰性で読んでいたんだけど最後の最後のアレに言葉を失いました。アレだけで評価をひっくり返された・・・というか続きを買いたいという気にさせられました。2009/07/24
タカユキ
1
最初から王女の行動が気に入らなかったので、ラストも特に感慨無いなぁ。願望機はつらいよ、ってことか。2009/08/01
ご主人様見習い
0
勇者・王女・魔王の三角関係のファンタジー小説。 勇者の身体に魔王が取り付いた時から面白くなってきた。 王女は、勇者に好意を抱いていて婚約していた。 魔王を倒そうにもその身体は勇者で意識は魔王というジレンマに陥る。 魔王と一緒に過すうちに段々と仲良く？なる二人がよい。 こういう悪役側からの視点が私は大好き。 古い作品だとロードス島戦記。私は、マーモ側のアシュラム・ピロテースなどが好きだった。 2014/03/09
