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内容説明
「わたしはアレを狩りにきたの。あんたは一人で逃げて」―高校生の雪道はある日突然、完全無欠の転校生・天川天音に襲われた。逃げ惑う雪道を助けたのは…天川天音その人だった。大剣『風鳴き』を掲げ、そっくりの顔をもつ敵“ドッペルゲンガー”を撃退した天音は言った。敵は雪道についている。これからわたしが貴方を守る、と。二万と四つの『否定公式』―超常現象と呼ばれる、この世の理から外れる物理を人造する式。否定功式“かまいたち”を操る天音と雪道の出会いが、“あるはずのなかった”物語の扉を開く。
著者等紹介
葉村哲［ハムラテツ］
広島県在住。第４回ＭＦ文庫Ｊライトノベル新人賞「佳作」を受賞し、デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
仔羊
9
一応バトルもの？という感じなラブコメ、どっち付かずかな。葉村さんらしいラブコメでした。ラブコメに関しては、主人公のヒロイン陣に対する温度差が激しくもはや瑛子の一人勝ち(笑)。天川さんとの出会いが腹黒かったせいですが(爆)。まさにダメッ娘（エンゲル係数）疫病神。バトルは否定公式とあるも理論は曖昧でそれを詰めた、戦闘が少なかったのが微妙という一因かと。主人公の裏設定は今回はどのようなものか2013/06/30
コリ
9
シリアス面の伏線回収は次巻以降かな？とりあえず雪道が何者なのか一番気になる。それにしてもラブコメがなんて甘々なんだー！(笑)ダメっ娘で「バァカ！」が口癖な天音さん可愛い。腐海にいちいち吹いた(笑)理由なくデレるのではなく、雪道や瑛子と交流を深めていく過程があってとても良かった。「もっと、呼んで」に悶えたわぁ(笑)クールに見えて内心デレデレな瑛子も非常に魅力的。「全部」が反則通りこして名言に近い。最高にニヤニヤさせてもらいましたとも(笑)このままダブルヒロインっていう方向で是非！2012/06/20
ノリヤマダ
7
天音のダメっ子っぷりが半端ねぇ！その分、暎子のヒロイン力がぐんぐん伸びてくる。そのぐらい天音のダメっ子っぷりが弄りたくなるぐらい可愛いすぎるｗ 「天川さん｣という伝説のラブコメヒロイン（笑）と呼ばれる所以ですねぇ。 そして、シリアスな異能バトルはまだまだ荒削りっぽい部分が多く、異能バトルモノとしてはあまり魅力はなかった。2013/02/05
ダクヲス。
6
●●川さんとネットでよく言われている元ネタが気になって呼んでみた。なるほど題名にもなってる天川天音に対する主人公の扱いがひどいひどい(笑)主人公別のヒロインに「あ～ん」をする。すると天音が「私も」と言う。そこで主人公が言った一言「嫌だよ、面倒くさい」これには吹いたｗバトルの方はもひとつなんですが、これから天音さんがどんな扱いを受けるのか楽しみなので、次巻も期待？です。2013/06/19
524
6
☆８ 超常現象を否定公式として操るヒロインたちのバトルラブコメ。一乃さんから逆流して読んだが日常パートは今と全然変わらないなあ。そしてバトルパートの読みにくさも。一乃さんが好きな人ならこちらも問題なく読めるはず。天川さんは本当にダメダメだな。2011/08/28
