- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > MF文庫J
内容説明
奇妙な二人組の刺客に襲われた才人は、心配して捜しにきたシエスタに助けられて息を吹き返す。しかし、待っていたのは、「ルイズがいない」という現実。落ち込みまくる才人は、シエスタに叱られ、励まされて、ルイズを捜し始める。アンリエッタにも事の次第を報告し、大がかりな捜索へと発展した。その頃、傷心のルイズはとある宿場町で、危険な雰囲気をまとう魅力的な少女と知り合う。ジャネットと名乗る彼女は、ルイズに「ひっそりと身を隠して暮らせる場所」を教えてくれるという。大人気冒険ファンタジー、離ればなれになった才人とルイズの行く末は!?緊迫の第17弾。
著者等紹介
ヤマグチノボル[ヤマグチノボル]
1972年2月、茨城県生まれ。『カナリア―この想いを歌にのせて』(角川スニーカー文庫)でデビュー。ゲームシナリオライターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
44
ちびちびシリーズを読み進めてきたつもりが、いつの間にやら大詰めが近づいてきた。ルイズが家出して修道女になるのは流れとして普通だけれど、修道院からさらに陰謀が派生するというのは展開として上手いですな。昼ドラっぽいドロドロから、終盤上げてくるのもエンタメとしてサービス満点。次巻も楽しみ。2019/09/12
まりも
29
再読。才人とアンリエッタの密会を見てしまい、自分は才人に相応しくないと感じてしまったルイズは一人陸の孤島の修道院に逃げ出す…な話。才人にしろ、ルイズ・アンリエッタにしろ揃いも揃って面倒臭いやつばっかやなぁ。ぶっちゃけこの仲直り展開は毎度お馴染みみたいなところがあるので、読んでても何とも思えないんですよね。ワンパターンが過ぎる。まぁイザベラが結構重要なポジションに置かれたりと意外な部分もあるので良いんですけど。そしてロマリアは安定の鬼畜具合で素敵。2015/07/23
異世界西郷さん
25
最終巻に間に合わせたいと思いつつ読了。読みながら、「今回ばかりはこのふたりもダメなのでは? 」なんてちょっと思いましたがまあそんな事もなくふたりともヨリを戻せて良かったです。成り上がりのサイトを排除したい人々の陰謀やガリアを舞台にしたロマリアの策動など文体のわりにかなりキナ臭い展開でしたがそんな状況の中で絆を取り戻したサイトとルイズたちがどうなっていくのか気になります。2017/01/22
た〜
24
ルイズは成長のきっかけを掴んだかな?陰謀が深まる中新キャラ登場で、話はどちらに向かうのやら。タバサの境遇があいも変わらず酷い。ところで姫様はますます「人としてどうよ?」と言いたくなる要素を強めていくな。2016/07/04
雅
16
ギャグ要素と思っていたラブコメ部分が、物語の展開上必要不可欠に。なかなか面白かった2018/10/25