MF文庫J
ゼロの使い魔〈13〉聖国の世界扉(ワールド・ドア)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840121101
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

才人が元の世界へと帰るための方法を探してあげたい。でも、才人に帰ってほしくない。二つの気持ちに戸惑うルイズ。一方、里心がついた才人だったが、ハルケギニアで仲良くなった人たちを見て、心が揺らいでいく。「こっちの世界にいてもいいんじゃないか」と思い始める才人。そんな折、女王アンリエッタより、ロマリアへと来てほしいと連絡がくる。“虚無の担い手”であるルイズとティファニアへ伝えることがあるというのだ。それは、“虚無”に関する重要な秘密だというが―。アンリエッタの、ロマリアの意図は何か?ガリア王ジョゼフの思惑は―?大人気の異世界使い魔ファンタジー、急展開の第13弾。

著者等紹介

ヤマグチノボル[ヤマグチノボル]
1972年2月、茨城県生まれ。『カナリア―この想いを歌にのせて』(角川スニーカー文庫)でデビュー。ゲームシナリオライターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

57
前巻がバラエティーを優先した短編集だった反動か、今回は話がグッと動いた。しかも展開が広がっていきそうな要素だらけだし、不穏な雰囲気。本筋が佳境に向かっている感がある。異世界でノートパソコンが動いたり、才人に家族からメールが来てたり。いろいろ揺さぶられる。2019/03/26

まりも

34
再読。ロマリア聖下の考えに感化したアンリエッタはルイズとティファニア、二人の虚無の使い手もロマリアへ来るよう命令する…な話。こうして読み返してみるとアンリエッタは一国を束ねる長としてはあまりにも未熟と思うようになりました。彼女の事を好きになれない理由はそこら辺にあるのかなぁ。サイトの母からのメールや才人の涙を見て、才人に地球に戻って幸せになって貰いたいと願うルイズの姿はひじょう良かった。あのシーンは何度読んでも胸にきますね。物語が更に動く次巻も楽しみです。2015/07/21

異世界西郷さん

22
アンリエッタの指示によりロマリアに向かうことになったサイト一行。教皇から目的を打ち明けられ困惑するサイトだったが元の世界との繋がり、ガリア王の陰謀と様々な思惑が交差して事態は思わぬ展開になり……な第13巻。いやはや、これは……。ネットにつながったノーパソで母親のメールを読むシーンは正直ウルッっときてしまいました。異世界で大切な仲間ができた一方で、元の世界にも大切な人たちがいる。その板挟みで揺れ動くサイトの心と、それを敏感に感じ取るルイズの想いは読んでいてしんみりしてしまいます。2016/06/16

19
まずは切ない。そして主人公達の成長だけでなく、政治的な内容に大人を感じた2018/09/27

た〜

18
ようやく話が動き出した。それに伴って(?)ルイズのデレ成分増量中。タバサはピンポイントでインパクトを発揮、メイドさんはビッ×ぶりを発揮する機会はあまり無し。2016/06/28

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