MF文庫J<br> ヒトカケラ

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MF文庫J
ヒトカケラ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 260p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840120845
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

学園屈指の美少女である蓬莱ありすに片想い真っ最中の平凡な高校生・神崎輝幸。そんな輝幸に突然チャンスがおとずれる。なぜかありすに「失くしたものを一緒に捜してほしい」とお願いされたのだ!一片の迷いなく引き受けた輝幸だったが、捜したいのは「私のかけら」と言われてしまって―。幼なじみにアドバイスをもらいつつ、クラスメイトの意味不明な言動を無視しつつ、後輩からの積極的なアタックをかわしつつ、輝幸とありすの「かけら」捜しが今、始まる―。第3回MF文庫Jライトノベル新人賞“佳作”受賞。少しだけ何かが変わる学園ファンタジー。

著者等紹介

星家なこ[ホシイエナコ]
第3回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らじこ

21
たださらさらとした印象の薄い物語だった。設定や発想、構成はよく文章は無駄がなくて読みやすい。けど神埼の魅力がよくわからずキャラにはなんの感慨も抱けない。淡々と少し渇いた雰囲気がラストまで続いていて、切ないような悲しいような、でも何かひとつ足りないような、なんだか物足りない終わり方だった。せっかくのファンタジーな設定も薄くまとまってしまったように思え少し残念だ。もう少し繊細な心理描写があれば感動もあったのかもしれないけれど、シンプルで単純な心理描写なため感動はなく、不思議と甘く物悲しい余韻だけが残った。2015/02/04

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

21
【★★★★★】伏線を上手く隠せないのなら、全部を伏線にしてしまえばいいんだ(あとがきより) 本編を読み終える前と後で、プロローグにあたる主人公と後輩ちゃんの、一見すると中身のなさそうな会話劇に対する印象が一変します。これは実に見事。SFチックな要素のある青春ものってのがわりと苦手なので、平坦な文体もあり冗長気味な感じでだらだらと読んでたら、久々にガツンとやられましたw 著者の作品は初読みですし2作目以降の方向性は存じませんが、萌えや美少女に特化する前のMF初期の名作として個人的にオススメしたいです。2014/12/30

ソラ

17
久しぶりにセカイ系と言われるラノベを読んだ気がする(もう何年も前から積読)。あまり有名な作品ではなく軽い気持ちで読んだのだけれど侮れない感2019/03/30

なお

9
滅多に読まないラノベに挑戦。ストーリーにはあまり、ついていけなかったが、伏線が張ってあったり物事を視点を変えて語っていたり侮れなかったです。2016/01/10

た〜

9
普通にラノベだけれど「人気が出たらシリーズにしましょう」的な展開になっていない点に好感2012/04/08

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