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内容説明
トリステイン魔法学院に通う少女・タバサには秘密があった。彼女は母国ガリアから騎士(シュヴァリエ)の地位を与えられており、その中でも極秘任務を専門に行う「北花壇警護騎士団」の一員なのだ。そして今日もタバサは、使い魔の風竜・シルフィードとともに任務へとおもむく。心の奥に秘めた、目的のために―。ある日呼び寄せられたタバサに告げられたのは、無許可で営業している賭博場の調査。そこでは様々な客が大金を失っているらしい。タバサは任務のために与えられたお金を使い、賭博場で勝負を始めるが―。大人気ゼロの使い魔からのスピンアウト、無口なタバサの魅力満載の第二弾。
著者等紹介
ヤマグチノボル[ヤマグチノボル]
1972年2月、茨城県生まれ。『カナリア~この想いを歌にのせて』(角川スニーカー文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
9
ゼロ魔外伝,タバサ物語2作目。イカサマ賭博場の摘発,立ち寄った村でのミノタウロス討伐,シルフィードの日常,火竜と共存する極楽鳥の卵入手,戦艦爆破犯逮捕の5話。今巻はかつての給仕,ミノタウロス,火竜とタバサが手に終えないものが相手で苦戦を強いられる話が多かったなwただ強力な魔法が使えるだけでは立ち向かえない相手にもっと強くなろうと思うタバサ。才人よ早く救ってあげてくれwシルフィードは相変わらずアホ本能丸出しだったけど今回は結構役にたったじゃんw主役回もあってw使い魔の会合とかあったんだw→2013/09/02
た〜
7
相変わらずのタバサと知るフィードを堪能するための本。番外編(外伝のそのまた番外(笑)が好き。きゅいきゅい!2016/07/12
でーたべーす
3
なかなかの高品質短編集。オルレアン公に仕えていた人物が出てくる度にワクワクする。2016/03/09
椎名
3
シルフィード外伝が良かった。2016/02/15
猪飼部
3
ミノタウロスと軍港と、シルフィードの一日が好き。ハルケのミノタウロスはかなり強いな。 やはり本編よりバラエティに富んでるし、今巻は魔法も拡がりを見せているのが良い。ミノタウロスの話読んで初めてゼロ魔世界の魔法に脅威を感じた。今迄の戦闘描写でよくこの魔法体系で支配者やってこれたな、と正直思っていた。他の創作物に出てくる魔法より脅威力が低く見えるのよね。しかし、他生物に脳移植はかなりのチートだ。結果としてはミノ本能に呑み込まれたが・・・。チートと言えばよく考えれば錬金も相当だな。2012/04/08