MF文庫J
サクラ上等。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840118231
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

古都ゆかりは、全校生徒の前で生まれて初めて男子から告白を受けてパニくるが、「まずはお友達から」と付き合うことになる。クラスメイトの―五十嵐鉄平と。「記憶を失ったフリ」なんてできるわけがない鉄平は、もう一度ゆかりとつきあい、過去にデートした場所を再び訪れることでゆかりの記憶を取り戻そうとしていた。むしろ、目立った行動をとればヤツらから接触してくるに違いない…!奪われた記憶を取り戻すため、鉄平はただがむしゃらに孤独な戦いを決意する!!無謀を希望に変えるハイテンション青春エンタテインメント、『第二世界編』佳境。

著者等紹介

三浦勇雄[ミウライサオ]
1983年2月生まれの弘前大学人文学部人間文化課程卒業生。現在は北海道の札幌市に在住。『クリスマス上等。』で第1回MF文庫Jライトノベル新人賞の審査員特別賞を受賞。同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

2
作者自身、どうにかこうにか着地点を定めようと苦心して書いてるのが伝わってくる。 主人公たちはもちろん、三浦先生を一番応援したくなりますw

くもり

1
やはり鉄平がふっきってからが熱くなるね!今回は後輩たちの頑張りがよかったな。ここまで前へ出てくるとは思わなかったけどw でも、思い出はその人と共有したいというのは心に響いた。槍ヶ岳はある意味自業自得だから、捕らえられてても同情はしなかったな。でも変わらずの横暴さに笑った。2017/06/01

星野流人

1
記憶を失ってしまったゆかりと、もう一度関係の修復を図る鉄平。一度は諦めてしまいそうになったものの、後輩たちから励まされてもう一度奮起するところでは、興奮のあまり鳥肌が立った。鉄平と同じく、こちらまで泣きそうになってしまった。そして一度火が点いてしまえば、二度と止まらないのが鉄平。このシリーズを読んでて良かった、と思える一冊だった。それだけに、構成上仕方ないとはいえ、最後で物語が槍ヶ岳らの方へ移ってしまったのが、肩透かしを食らった感があり、ちょっと残念。ただ、ラストの結果オーライな展開は好き。2011/02/15

真林

0
再度記憶を失ってしまったゆかり。その状況から鉄平は初めからやり直し、付き合うことで記憶を取り戻そうとする。真実を吐露しても受け入れられなかった無力感から一度は諦めそうになるが、同じ境遇にある柚子とあひるが諦めていないことを知り立ち上がる。ここからの疾走感、無敵感はやはり楽しい。ただの一般人が無双してるのに何の違和感も感じない。OTVの連中がそれに比べて情けないくらい何もできてないのが気になるが、次回最終巻での巻き返しに期待。2014/01/11

higurashi

0
内界人5人のやり取りが面白いw ここにきて槍ヶ岳の内面に触れる描写がきたのは上手いなあ。次で最終巻か…見届けよう。2012/06/27

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