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内容説明
才人は使い魔として異世界ハルケギニアに『召喚』されてしまった高校生。トリステインとアルビオンの戦いの後、ご主人さまであるルイズとともに学院に戻った彼は、女王アンリエッタから騎士に任命される。誰かに必要とされることで、才人は次第に「こっちの世界でみんなの力になりたい」という思いを強くしていく。ルイズは、態度こそ今までどおりに邪険にしながらも、「サイトが一番幸せになる方法」を考え始めるが、敬愛するアンリエッタまでが才人を英雄視していることで、自分が才人に好かれているという自信が持てないでいた。一方、タバサは母を救い出そうと、単身母国ガリアへと向かい―。大人気の異世界使い魔ファンタジー、第10弾。
著者等紹介
ヤマグチノボル[ヤマグチノボル]
1972年2月、茨城県生まれ。『カナリア~この想いを歌にのせて』(角川スニーカー文庫)でデビュー。『グリーングリーン』『Gonna Be??』『ゆきうた』『私立アキハバラ学園』『魔界天使ジブリール』『そらうた』など、ゲームシナリオライターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
56
この巻は起承転結がとりわけはっきりしてる上に、タバサ救出行という展開が面白い。お色気サービスも上手く盛り込んでいるし、それでも男はやるときはやらにゃーいかんのが燃えるね。読み切るとサブタイトルの意味が深く感じられる。なんだかんだでもう10巻まできたかー。2018/10/16
異世界西郷さん
26
拉致されそうになったルイズを救出したのも束の間、今度はタバサがガリア王・ジョゼフによって捕縛されてしまう。才人たちはせっかく得た名誉をかなぐり捨ててでも彼女を助け出そうとガリアに旅立つのだが……な第10巻。相変わらず、才人とルイズがすれ違っていますね。好きな気持ちに素直になれない感じがなんとも甘酸っぱいです。タバサも、母親を救うために淡々と任務をこなしながらも、その実最も救いを必要としていたのが彼女だったというのがなんとも言えない感じです。全てを諦めていた彼女が、才人たちに救い出される描写は感動しました。2016/05/06
た〜
17
タバサとキュルケが居るとラノベ的面白さが一層際立つ。コルイベール先生とアニエスの絡みは単なるラノベ以上にしてくれている。シルフィードが一気に存在感を発揮。姫様とメイドのビ。◯的な面白さは相変わらず。などなど、主役二人以外がいい味を出している。2016/06/22
雅
16
仲間の為、全てを捨てていざ冒険へ‼️こういう王道な感じ、好きです2018/08/30
Yobata
12
ガリア王からの命令に違反し軟禁されていた母親が本格的に囚われの身になってしまいトリステイン魔法学校から一人でガリアへ行ったタバサ。そのタバサを救いにガリアへ侵入しようとした才人達だが、貴族の身分となった為に戦争へ発展するかもしれないとアンリエッタに囚われの身としてまで止められる。しかしそこから脱出しタバサを助けにガリアへ侵入する…。イーヴァルディの勇者,タバサ回来たよー。前回のアンリエッタ参戦に続き、タバサも参戦。そんな物語に沿って助けられちゃ惚れちゃうのも無理ないでしょwなんでタバサが才人に気に→2013/08/21