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内容説明
「救世主」として異世界に召還された高校生・香芝省吾は、葛藤を越え、神の呪いに苦しむ人々を救うべく、巨大兵器「イコノクラスト」を駆ることを決意する。ある時「代行者」出現の報で出撃するが、帰還中の飛行船が「血族」と名乗る集団に襲撃を受け、省吾は「イコノクラスト」ごと強奪されてしまう。彼らの目的とは何か、そして彼らとともに現れた前々代救世主・レオンの意図は―?また、自らの目の前で、守るべき「救世主」を奪われ、失意の中でただひたすらに省吾の帰還を祈るメリニやペルテア、姫巫女たちの想いは届くのか!?異世界ハードファンタジー第6弾。
著者等紹介
榊一郎[サカキイチロウ]
1969年11月23日、大阪生まれ。ライトノベル界を代表するベストセラー作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
4
三つ巴だと思っていたらよつどもえだったでござる。しかし血族の歪みっぷりは半端じゃなかったですね。もちろん、性と直結した宗教というのは世界各地で見られますし、日本にも真言立川流とかありましたが…。省吾の覚悟が、どんどん固まっていく巻でもあります。これは新たな挫折のフラグなのか、それとも真にこの世界を打破する予兆なのか。どうでもいいけれど、トリファを連れ帰って、キミは修羅場に身を投げ入れたいのかい(笑)?2013/05/28
不以
2
一巻冒頭の巫女、気になっていたんだ。この世界のもう一つの勢力である血族、そして以前の救世主、一気に世界の謎が開かれた感じだ。2014/01/17
た〜
2
歪んだ価値観の中でも輪をかけて歪んだ血族の話。それから影の薄かった姫巫女二人にスポットを当てたようだけれど、やっぱり影が薄い。2013/04/22
モブ2
1
何者かの襲撃により自らの意思で連れ去られた省吾が見たのは血族と呼ばれる謎の一族の集落でした。一言で言うと悍ましいですね。生殖の為に生きるのは動物と一緒。血が薄くなるとと考えると目標が達成できませんが倫理観とかが全くない。 少しずつ情報開示していってますが今回は突出してましたね。2022/02/13
しゅう
1
読了。6巻目にしてやっと世界の根幹に関わる謎が一つ解明されたような気がするが、「レネゲイド」の面々がそうは問屋が卸さないだろうし、このままスムーズに事が運ぶとは到底思えない。のこり4冊で終わると言うことだから、この先は修羅場が待ち構えているのだろう。2013/08/30