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内容説明
魔法の鍵も扱える特殊職業、魔法鍵師。鍵師試験をパスしたカルナは、師匠のミラの店で本格的に仕事の手伝いを始めていた。一方ミラは、旧友ブレイトンが残したランキンの「究極のマスターキー」に関する資料に没頭する毎日。ランキンの魂を受け入れた親友・エクセラの魂を救い出すためだ。そんなある日、店にひとりの女性がやってくる。ミラを見るなり「お姉様!」と飛びついた女性にカルナは驚くが、彼女はミラの後輩・ヴェルナだった。ヴェルナはミラに、「鍵開けの技術を教えてください」と頼みこむ。どうしても返してもらえないものがあるので、取り返したいというのだが…それって泥棒!?鍵開けファンタジー、第3弾。
著者等紹介
月見草平[ツキミソウヘイ]
広島出身。「魔法鍵師カルナの冒険」がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
天城春香
0
だんだん、遠い人になっていく。2012/02/21
ura2wa
0
前にこの巻は読んだ気もするが、まぁ、買ってしまったから。2011/10/02
ksk
0
今回、話の展開やオチはちょっと簡単にコトが進みすぎの印象があったかな。や、鍵師が泥棒になる、というのはありそうな話として面白かったけど。一生懸命ミラとヴェルナを止めようとしつつ、結局最後は押し切られてしまうカルナが微笑ましすぎた。ホントにこの娘は良い娘やね(笑)。本筋はけっこうシリアスな話になってきていますが、暖かい雰囲気を絶やさない元気なカルナの姿や、ミラとの”愛のあふれる”師弟関係を丁寧に描写して、安心して読めるのがとても嬉しい。2006/12/04