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内容説明
「お待ち申し上げておりました、わが救世主様」―高校生・香芝省吾の前に、五人の美少女がひざまずく。いつものように、幼なじみの花梨といっしょに学校へ行こうとしていた日常から、ふたりして異世界に引きずり込まれてしまったらしい！姫巫女と呼ばれる美少女たちの中でもひときわ美しいメリニによれば、その世界は創世主たる神の呪いで人間が滅びつつあるという。呪いを実行する神の「代行者」と戦えるのは、神の創造物ではない、異世界からの召喚者のみ。突然「救世主」になってしまった省吾は、凄惨な死を遂げる人々をまのあたりにして、戦うことを決意する。神に対抗しうる唯一の力、“イコノクラスト”の搭乗者として…。
著者等紹介
榊一郎［サカキイチロウ］
１９６９年１１月２３日、大阪生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
5
読メの方に薦めていただき読んでみましたが、なるほど、これが黒榊ワールドか(笑) 今読むと重たく感じるほどの緻密な設定はしかし、十分練りこまれていて意外とくどくない。剣と魔法のファンタジーかと思いきやロボットものだという意外性も悪くなかった。何より単純な善と悪のやり合いではなく、英雄サイドにも黒い思惑があって、それに翻弄されていきそうな単純な主人公が今後どうなるのか、実に興味深い。更になんといっても花梨の存在が効いている。レネゲイドにも主人公にも、今後彼女という楔はなにかと重要性を増していくのかもしれない。2013/05/20
永山祐介
2
呼び出された少年には五人の巫女さんが宛がわれ、下にも置かぬ扱いを受けまくるのに、きちんと理由付けされている辺は好感。悪意が透けて見えて良いな。2004/10/09
OWBA
1
いい感じに使われる勇者、それっぽい！ だが元の世界への未練や花梨必要なくねとか思ってしまったり。とりま次！2012/01/19
ぱんにゃ
1
まだ一巻の内容だとどうかなって感じかな。正直、ここからがどういう展開に行くのか気になる。主人公がいい意味で英雄になってほしいわ。2012/01/18
treefolk
1
ファンタジーで巨大ロボット！しかも異世界召喚モノ！手垢が付いてるといえばその通りだが、それゆえに安心して読める。昭和生まれには丁度良い2011/03/14
