内容説明
あなたは「+‐><.,[]」の8つの記号しかない言語や、空白だけで構成される言語など、奇妙な言語(Esoteric Language)があるのを知っていますか?本書ではこのような言語を題材にプログラミング言語の作り方を詳しく解説しています。また、Rubyユーザにとっての「2冊目の本」としてもバッチリ役立ちます。
目次
1 Esoteric Languageを知る(Ruby練習問題;サンプルプログラムに特化した言語、HQ9+;8つの命令ですべてを記述する言語、Brainf*ck;決して印刷できない言語、Whitespace)
2 Esoteric Languageを作る(きらめく星空のような言語、Starry;Unicodeを悪ノリした言語、Bolic)
付録 Esoteric Language傑作選
著者等紹介
原悠[ハラユタカ]
京大マイコンクラブ出身。現在は株式会社ネットワーク応用通信研究所に勤務。松江市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じいふう
2
★★★★ 8つの命令しかないけど完全なBrainf*ck、スペースとタブと改行だけで記述するWhitespace,ユニコードの記号だけを使うBolicなど奇妙なプログラミング言語処理系の実装を解説。意外と短いコードで書けるのが驚き。他にも色んな面白い言語が紹介される。昔からあるのかと思ったら1993年頃から流行り出したみたい。2012/12/11
kosugi
1
変態メタプログラミングで DSL じゃ〜!! という本かと思ったら違った. インタプリタ, なんちゃってコンパイラ, 中間言語方式, 再帰下降型構文解析と順に地道に体験できる. しかし付録の言語集が一番面白い.2011/06/14
tamnavulin_1968
0
余計なことが書かれていない分、テーマに集中できる。コンパイラ設計・実装の講義にこういうのから入ると、関心を維持できるのかも。2011/05/08
technohippy
0
Unlambdaのとこだけ興味あって買ってみた2010/10/30
shinjit
0
面白かった。プログラミング言語をつくってみたくなる。