出版社内容情報
天空を舞台にくりひろげられるさまざまな民族の壮大な民話の数々。人類の豊かな想像力の世界に遊び、天体にまつわるイメージの多様性と共通性について考えさせる世界中の民話と興味深いコラムを収載。
内容説明
「月の兎」はどこからきたか。人類の豊かな想像力の世界にあそび、宇宙をめぐるイメージの多様化と共通性におもいをはせる。
目次
第1章 太陽(太陽を射る;かくれた太陽;ヨーロッパの太陽の話)
第2章 月(月の黒斑;月の満ち欠け ほか)
第3章 星(大熊座・北斗七星;すばる ほか)
第4章 太陽と月と星(太陽と月の結婚;太陽と月の別れ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともとも
8
太陽、月、星などの空が好きということもあって、思わず手に取ってしまいました。 空に纏わる各国の世界観の相違、良くも悪くも描かれていたり 当時の人々にとって空の信仰や、生活の一部だったこと、生きる為の教訓として、 受け継がれていたのだななどと感じてしまいました。 それが、とても興味を引き、太陽と月と星の民話の世界観へ読み手をいざなう、 そんな1冊で本当に良かったです。2014/11/15
あ
0
比較的、中国、インドの話が多い2013/07/27
まおまお
0
地域に根ざした豊かな主観的発想と現代からみると残酷で現実的だったり非現実的だったりと、多様な側面がある2008/11/29