内容説明
もっと怒れ。もっとキレろ。そうすれば、きっと何かが見えてくる。変わってくる!ノーベル賞に最も近い男、仕事が出来る男と世界が認める中村修二が、はじめて怒りを込めて心情を吐露した。
目次
第1章 モノ作り時代(実現できなかった青色LED;大学院を卒業した受けた京セラ ほか)
第2章 青色へ(ヤケクソになって出た結論;研究者の夢「青色LED」 ほか)
第3章 疑問と決断(製品化までの紆余曲折;スレイブ中村 ほか)
第4章 アメリカン・ドリーム(新居を決める;日本の教育制度の問題は明白だ ほか)
著者等紹介
中村修二[ナカムラシュウジ]
1954年愛媛県生まれ。徳島大学工学部電子工学科卒業後、同大学院で修士号を取得。大学院1年で裕子夫人と結婚。三女の父。79年、徳島県阿南市にある日亜化学工業株式会社へ入社。日亜化学工業は蛍光灯などに使われる蛍光体の専門メーカー。開発課へ配属され、半導体の研究開発を開始。93年12月に、20世紀中には不可能といわれていた高輝度青色発光LEDの世界初の実用製品化に成功。94年、徳島大学大学院博士号取得。95年青色半導体レーザの室温発光に成功。96年仁科記念賞、97年大河内記念賞、2000年本田賞、01年朝日賞など国内外で多くの科学賞を受賞している。99年日亜化学工業を退社。2000年2月より米国のカリフォルニア大学サンタバーバラ校教授、工学博士
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