出版社内容情報
船乗りになりたくてたまらないチムは、こっそり船に乗り込み、船員として働き始めました。長い間子どもたちを魅了してきた海洋冒険絵本シリーズの第一作。新規製版で甦りました。
<読んであげるなら>5才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
「やあ、ぼうず、こっちへこい。なくんじゃない。いさましくしろよ。わしたちは、うみのもくずときえるんじゃ。なみだなんかはやくにたたんぞ」世代をこえて子ども達を魅了してきた、幼年海洋文学の古典。巨匠アーディゾーニ生誕100年を記念し、本国イギリスで新版にて刊行されたシリーズの第1巻。読んであげるなら5才から。自分で読むなら小学校初級から。
著者等紹介
アーディゾーニ,エドワード[アーディゾーニ,エドワード][Ardizzone,Edward]
1900~1979。ベトナムに生まれる。父はイタリア系フランス人、母はイギリス人。5歳からイギリスで暮らす。27歳で職業画家として独立。5歳の長男のために描いた『チムとゆうかんなせんちょうさん』が好評を博し、シリーズの始まりとなる。第二次世界大戦中は従軍画家。戦後チム・シリーズを再開し、最後の巻を77歳で発表した。1956年ケイト・グリーナウェイ賞受賞。挿し絵の仕事にファージョン『ムギと王さま』(岩波書店)などがある。生涯で170冊以上の作品を残した
せたていじ[セタテイジ]
瀬田貞二。1916~1979。東京に生まれる。東京帝国大学で国文学を専攻。創作絵本に『きょうはなんのひ』、翻訳絵本に『三びきのやぎのがらがらどん』『おおかみと七ひきのこやぎ』(以上福音館書店)、児童文学の翻訳に『ナルニア国ものがたり』『ホビットの冒険』(以上岩波書店)、評論に『落穂ひろい(上)・(下)』『絵本論』(以上福音館書店)などがある
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