内容説明
生き残るために、少年は祖国を捨てた。潜伏生活の恐怖、決死の国連事務所潜入・篭城…、そして奇跡の韓国亡命。世界に大きな衝撃を与えた、15歳の少年が描く真実の絵本。
目次
第1章 これほど深い罪があるだろうか(草食動物;桔梗「トラジ」があった;これほど深い罪があるだろうか;死んでも楽になれないご先祖様)
第2章 生きる方法は脱出のみ(コークス偵察隊;生きる方法は脱出のみ)
第3章 巨大な監獄からの生還(死地で過ごした十日間)
著者等紹介
石丸次郎[イシマルジロウ]
ジャーナリスト。アジアプレス・インターナショナル大阪事務所代表。1962年大阪出身。88年より2年半韓国延世大学等に留学。朝鮮半島、在日朝鮮人、在中朝鮮人等、朝鮮世界の現場取材をライフワークとする
崔栄哲[チェィヨンチョル]
1970年生まれ。在日韓国人3世。韓国の西江大学歴史学科卒業。日本サムスン株式会社を経て、有限会社イデアプラスを設立。現在、放送局や企業などの韓国語通訳・コーディネーターとして活動中
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