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内容説明
「朱月宵三郎と憶えていただければ、すこぶる有り難い」浪漫探偵を名乗るアヤシイ青年は、恭しくもそういった―。由緒正しき女学院、聖クラリッサ学院に通う少女・真夜。謎の白い巨猿に襲われかけた彼女を救ったのは、猿より現実離れした青年・宵三郎だった。彼がいたのは、なんと本の中。とある小説に封印されていた宵三郎はそこから抜け出した怪人「夕闇男爵」を追って甦ったというのだ。荒唐無稽なその話を、笑い飛ばす真夜。だが、あろうことか彼女の元に「夕闇男爵」からの犯行予告が届いた!「いったいどうなってるの!?」真夜を巻き込み、摩訶不思議な怪事件は始まった。
著者等紹介
新城カズマ[シンジョウカズマ]
小説家。古書愛好家、不正規民俗学研究家。日本国東京生まれ、米国イリノイ州ゲイルズバーグ育ち。最終学歴はミスカトニック大学放校処分。主要著作に「蓬莱学園シリーズ」「マリオン&Co.」「狗狼伝承シリーズ」等。趣味は散歩、架空言語の作成、水路地とエンガチョの研究。柳川房彦名義でゲームデザイン・書籍編集・翻訳・架空世界設定等もおこなう。通称“散歩男爵”“天下の御意見小僧”
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
schizophonic
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ファンタスティックな設定ならではの、異形のロジックの数々が楽しめる。2012/03/30
アリア
0
初めて読んだファンタジー+ミステリーのジャンルでしたが、最初は癖があって読みづらかった文面も、慣れれば次の展開が気になっていき良いテンポで読めました。 あと色んな場合を考えていく主人公のキャラが良い。後半の展開のみあっさりし過ぎに感じたのが残念。2013/09/09
○
0
正直合わなかった。ただ作中でも言われてるように、浪漫的に推理を構築できればミステリにもなる気がする。伏線自体は割とフェアなので、ノリを許容しつつ真面目に読めば解ける……のかもしれない。次作を読みたくて手順として読んだだけなのでそれに期待する。2011/11/08
井上サーモン
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再度挑戦。 前とは違った感触で、わりとすんなり受け入れられたような。2011/08/04
さぼ
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【非所有】② あまりよく覚えてない