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内容説明
青山正吾は、確かな記憶もなく、巨大なチェス盤のような不可思議な世界に立っていた。建ち並ぶクラスメイトの彫像。光に包まれた少女がいる、そこは「生と死の間の世界」だった。少女―トーカは、正吾に語る。なぜ、彼がこの世界に召喚されたのか?何をなすべきなのか?「正吾クンは、ある事故に巻き込まれて死んでしまったの。その死んだ一日を三回繰り返すうちに、事故を回避してくださ~い」「???」多くの謎に疑問を抱きつつも、日常に舞い戻る正吾。しかし彼は運命に抗えず、愛憎に纏わる殺人へと巻き込まれていく。タイム・ループ・ミステリー。
著者等紹介
新井輝[アライテル]
ホビー・データを経て現在フリー。ゲーム製作、物語構築のノウハウをもとに、今年は小説家として本格始動の決意を抱く。人柄もしくは仕事柄なのか、イラストレーター、小説家、編集者への交友が広い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲシャン
2
再読。好きな作品です。3回やり直しが可能な状況で3人の死の運命を回避するために奔走する話。自分が死なないようにするだけならきっと家で膝を抱えて震えてれば解決できるだろうにそんなことは考えもしないんだろうな。それ以前にこの作品の登場人物たちは死に対しての恐怖がなさすぎるような気がするけど。全体的に話は軽い感じで進んで、最後はきれいな終わり方だったので良かったです。2014/01/09
ジニア@更新停滞気味
2
綺麗なハッピーエンドになって良かった。最初のほうは自分を殺した犯人を突き止めるために奔走してたのに、途中からは犯人捜しだけじゃなく乃木坂さんを守るためや事件回避に頑張ってる正吾は凄いと思った。最終的に市ヶ谷姉妹も貴博も正吾も乃木坂姉妹も、たくさんの人が救われた。とても良かった。 ただ服脱ぐとことか、あまり必要に思えないところもあってちょっと…2012/05/01
むすにる
1
オーソドックすなループもの。トリックもないし犯人もすぐわかる。文章もちょっと・・・だけど続きを読んでみたくなった。不思議。2011/04/29
J・Kaiyou3426
0
読了。「俺の教室にハルヒはいない」、「さよならいもうと」と来て、この作品。 タイムループ物と聞いたが、そこまで深くないタイムループ物で読みやすかった。 盛り上がりには少し欠けるが、続きが気になるような書き方で読み始めて一気に読んでしまった。 何とか今月中にDEARシリーズを読んでおきたいかな?2015/05/29
詩川あかり
0
タイムループものとしてはおもしろかったけど 3周目うまくいきすぎでしょw2014/03/01