富士見ファンタジア文庫<br> 蒼い瞳の刀使い(ソード・ダンサー)―ザ・サード

富士見ファンタジア文庫
蒼い瞳の刀使い(ソード・ダンサー)―ザ・サード

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829128633
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

辺境に生きる何でも屋の火乃香は、砂漠で立ち往生していた美しい青年イクスを救う。禁断の地“鋼の谷”にむかいたいという彼の依頼を引き受けたとき、火乃香の壮大な冒険は始まっていた…。砂に覆われた大地、文明の衰退を迎えた人類、人類の能力を遙かに超え、人間を支配する亜人種“ザ・サード”。混沌と崩壊の時代を舞台に、明るく胸のない少女が居合いを武器に世界の謎に挑む!第十回ファンタジア長編小説大賞準入選受賞作!ファンタジアの新境地を開くサイバー・ファンタジーついに登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Zaebos02

4
黄色い砂塵の中、漆黒の佩刀を手に少女―――‘何でも屋’火乃香は今日も自分の元へと飛び込んで来たキナ臭い依頼を片付けていく。一巻での紹介文こそ「サイバー・ファンタジー」と銘打たれながらも、次巻以降は「アクション・ファンタジー」と喧伝されたように、なかなかの戦闘描写で魅せてくれる<ザ・サード>シリーズ。本作はシリーズの始まりとなる第1巻、謎の青年イクスを禁断の地“鋼の谷”へ届けるお話。2017/11/06

月兎

3
普段の言動は可愛くて、生き方や考え方には色々考えさせられます。一言で言えば、好きです。 生と死に対するボギーの考え、ウォーケンが火乃香に教えた事、ミリィの火乃香に対する信頼。 この作品の登場人物にはそれぞれの哲学があってそれぞれの言葉が深い。 観察者とイクス、火乃香の会話は毎度涙が滲んでしまいます。http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-109.html2011/07/08

2
昔々に貰った本。世界観を理解するのに時間がかかり…とりあえず戦闘シーンがかっこよくて、数行を繰り返し読みつつ想像が膨らんでいった。ライトノベルの原点っぽさを感じる。詳しくないのであまり分からないけれど、一五年前発刊とは思えない面白さ!クセになる感じ。2015/01/24

てんとうむし

2
何回めかわからないけど再読。このシリーズ本当大好きです。久しぶりに読んで、浄眼機の火乃香へのラブコールが報われてなくて笑えました。やっぱり好きだなぁ2014/06/29

1
1999年1月刊行……ということで、ちょうど20年ぶりの再読! マジか!? 大戦で荒廃した近未来、というベタな設定のSFアクション物。銃火器もロボットも出てくる世界観なのに主人公の主武器が刀だったりするのもお約束。プロットは王道かつオーソドックスなもので、ヒロイン火乃香の魅力一点勝負!といっていいのでは。イラストではロリなイメージですが、本編ではどちらかといえばワイルド系のような。貧乳だけど。荒廃した世界の支配者は額に第三の目を持つ「ザ・サード」。イラストになると第三の目が卑猥なのであります。星4つ。2019/02/21

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