富士見ファンタジア文庫<br> 極北からの声―フルメタル・パニック!サイドアームズ〈2〉

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富士見ファンタジア文庫
極北からの声―フルメタル・パニック!サイドアームズ〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 214p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829118429
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“彼”と最初に出会ったのは、凍てつく大地のさらに北、大海のただ中だった。おそらく、彼との関係にも偶然以上のなにかが潜んでいるはずだ―。13年前。極寒の海で、壮大なる物語は始まった。“ミスリル”の傭兵・相良宗介と、彼の上官であり父親代わりであったカリーニンとの運命的な出会いが描かれる!宗介のルーツ、日本人であるばずの彼が、なぜアフガンゲリラとなったのか?今まで謎に包まれてきた物語が、明らかになる(「極北からの声」)。“相良宗介”“ミスリル”“ささやかれた者”―『フルメタ』の核となるエピソードを収録。戦うことを畏れる純真な幼子だった、あの日の宗介に会える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

82
フルメタの過去編。宗介は壮絶な過去を過ごしてたんだなと思うし、カリーニンが宗介に特別な思いを持って、一般人に戻って欲しい気持ちがよく分かった。テッサも家庭で苦労してるんだなと思った。2010/01/27

芳樹

35
【再読】カリーニンと宗介の過去に焦点を当てる『極北からの声』と、マデューカスとテッサの過去を描く『<トゥアハー・デ・ダナン>号の誕生』、という本巻の主要人物がカリーニンとマデューカスというオッサン回なのですが、これまで示されてきた人間関係を補完するエピソードで、作品への理解が深まりましたね。シリアス展開の一方「大食いのコムラード」では、宗介が拾った「白猫」が実は…、というベタな展開で、大いに笑わせて頂きました。シリアスとコメディのバランスがとれた楽しい作品集でした。2024/01/28

海猫

35
他の巻とくらべライトノベルとは思えない重厚なエピソードが2編。これだけではエンターテイメント性に欠けるがシリーズを通して考えるならば重要な外伝であると思う。最後の虎を飼う話がいつものコメディだった。これで現在刊行されてるフルメタ短編集はすべて読了。あとは長編シリーズ後半を集中して読むのみ。2011/03/27

佐島楓

30
ソースケとテッサの過去。ふたりとも壮絶な生い立ちを経て、いまがある。かなめとの出会いで大きく変わるソースケに、よかったね、としか言えない。2016/05/04

サイバーパンツ

18
宗介とテッサの過去編は、カリーニンと宗介、テッサの関係の掘り下げで、ラノベらしからぬハードな内容。エンタメ性は極めて薄いが、本編の補完としては良い短編。あとがきの著者によるパラレルワールド的世界観の説明も面白い。最後の宗介が虎を飼う話は、宗介ボケまくりの、久々のコメディで笑えた。2016/09/17

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