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内容説明
「あたし、愛姫ちゃんと美姫ちゃんと、徹ちゃんがずっといっしょにいてくれたら、それでいい」徹ちゃん…つまり、ぼく黒江徹のことだ。美少女にここまで言われれば正直、涙が出るほど嬉しい。しかし彼女、柏葉綺麗は、巨大宗教結社、天崇神起教教祖の一人娘。金と権力の亡者たちが、ぼくたちをほうっておいてくれる筈もない。なんとも見上げたことに、彼女はそれをわかった上でぼくに甘えるのだ。まあ、結構結構。彼女の夢を邪魔する連中に、デビル=人工生命体D‐17であるぼくの力を教えてやろう…悪魔の力を持った高校生の行き着く先は!?死屍累々のシりーズ第六弾。