- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
内容説明
16歳の誕生日を前にパシフィカは落ち着かない日を過ごしていた。それはパシフィカにとって思いもかけない誘いだったから。血を分けた双子の兄が自分に会いたがっているという。「私の双子の兄さん…。喜んで―くれるかな?喜んで…くれる…よね?」そして、ついにその日はやっきた。初めての対面に緊張しつつも嬉しそうな二人。それを見守る義兄シャノンと義姉ラクウェル。全てが穏やかな幸福感に包まれたまま終わるはずだったのに!世界がパシフィカのために用意したシナリオは、あまりにも残酷だった―。榊一郎が贈るハートフルファンタジー。超絶クライマックス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えーてる
1
見事な大団円。世界の真相が明かされ、すべてが好転する。「奇跡は、ある」と作者が断言するのだから、この終わり方で何ひとつ問題ないのである。2017/08/24
higurashi
1
正直アニメの感動には劣るけど、無事に終わって何より。最後に爆弾を投下してくれましたが、短編集で判明するんでしょうか。2011/05/13
またれよ
1
正しいのか、そうではないのか。それを決めるために周囲から助けを求めることはできる。でも最後に判断するのは自分。パシフィカを中心としてそれぞれの人々の「意志」に問いかけ続けた物語でした。2010/03/07
永山祐介
1
大団円……なのは良いんだけどさ。スィンの親って誰!? なんか無茶苦茶気になります。わ、妄想が。2003/10/24
K-Wing
0
外にもまだ人間はいたんだ。 みんなそろって考えすぎというか…。2015/12/02