富士見ファンタジア文庫 ホーリィの手記〈１〉炎のラビリンス

安田 均【原案】/加藤 ヒロノリ【著】

富士見書房（2002/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 381p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829114223
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

むかしむかし。ここではない遙か遠くの世界、六門世界に語り継がれる伝説の御伽噺がありました。人々はそれをこう呼びました―『ホーリィの手記』。けれど、ページの向こう側に待っていたのは…どすん。あちゃー。なにかにぶつかったと思ったら、だ、誰よこの小汚い赤毛の大男は！？「オ、オマエ、ホーリーか？」「失礼ね！あたしはホーリィ！」「やっぱり！デカくなりやがって！」あーん、突然抱きかかえないでよ！なんなの、この人。修道女好きな変態さん？…１５歳の乙女心を綴った、日記のようなものだったのです！恋に恋する天才美少女召喚術師の大冒険が幕を開ける、天然ハッピー・ファンタジー伝説ついに解禁。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぷるっちょ]

六門RPGのデザイナーである加藤ヒロノリの小説デビュー作。後書きに撚るとモンスターコレクションTCGのフレーバーテキストを基にした話らしい。時代的には魔法帝国オーリリアが滅亡してからサザン帝国が勃興するまでの間の暗黒時代が舞台になっている。眠り病に罹った師匠マリラを治す為に傭兵ボルカノと共にホーリィは、アルガルタの石を求めて冒険の旅に出る。孤児であるホーリィの出生の秘密。カーマインの血、そしてホーリィが終盤に見せた謎の力等々、伏線を散りばめつつ物語は2巻に続く。

2016/07/16