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内容説明
「き…きゃあああああっ!」昼下がりの空に響き渡る少女の悲鳴。誰もいないはずの自分の部屋に見知らぬ女の子がいた。それも…それも、ほ、ほとんど裸同然で―!式森和樹、十七歳。エリート魔術師養成学校・葵学園に通っているが、成績は下から数えた方が早い。そんな彼のもとにある日やって来たのは、宮間夕菜と名乗るひとりの少女。彼女は言った。「今日からわたしたちは夫婦です」と。呆然とする和樹の前に、さらに二人の少女が現れる。彼女たちの目的はただひとつ。それは世界最高の魔力を秘めた和樹の遺伝子、つまり彼の身体だった!ワケあり美少女三人に狙われることになったオチコボレ魔法使い、式森和樹の青春と貞操は一体どーなる!?人気マジカル・ラブコメ待望の短編集、書き下ろし短編も収録してついに刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲシャン
3
ヒロイン3人との出会いとゆうれいになっちゃうまでの話。十数年の間に1回しか使ってなかった魔法を、短期間に一気に残りの7回使いきっちゃうっていうのはなんだかなあ。もう少し引っ張ってもいいんじゃないかって気はした2014/04/07
加賀ますず
2
人生でたった7回しか魔法を使えないへっぽこな主人公・和樹に宿る世界最高の遺伝子を求めてやってきたおんなのこ達とすったもんだしていくストーリー。20年近く前のラノベでありながら色褪せない面白さ。突然日常が崩れ去った思春期の男子の困惑、自分の人格だけでなく遺伝子を求められることの不満が丁寧に描かれている。テンポが良く明るい雰囲気ながら、ちょっぴりビターなエピソードで味わいのある読後感。なんだかんだで他人の為に魔法を使ってしまう和樹の優しさが垣間見えるタイミングも絶妙。2019/05/19
空猫
2
富士見ファンタジア文庫のラブコメ代表作のひとつ。この最初の巻のみは少しシリアス成分があって、ファンタジック学園ドラマといえなくもない。2011/02/18
ARI
1
魔法の大小に関わらず、使える回数が魔力量という設定がなかなか面白いですね。普通の人なら、たった数回しか使えないような魔法あってもなくても変わらないでしょうから、最初からないものと思えるでしょうけど。和樹の場合は回数が少ないのに、使える魔法自体はほぼ無制限だから問題になってくる……、というのがなるほどと。 そんな命にも関わる魔法なのに、ヒロインのためには使えるというのが主人公としていい感じ。2023/09/07
途鷲福助
1
アニメが24話ありますが、そちらがキッカケでかなり はまってしまい買って読んでいるシリーズです。 購入&閲覧した時期も実はその時期だったりします。 読みやすい文章だと思います。 独特の設定ですが、アニメにはアニメの面白さ、小説は小説の面白さがありました。 まぶらほの漫画とかも買いましたが、なんとなくですがあれはまぶらほであって まぶらほではない気がしました。2012/09/09