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内容説明
逃亡の旅の果てに隣国へとやってきたパシフィカたち。だが、その地で彼女たちを待っていたのは“獣姫”と呼ばれるはみ出し者の皇女だった。イルカ部隊を操り、抜刀術を使いこなす獣姫・セーネス。「あんたをアタシのモンにしたいんだよ」とシャノンに迫る彼女には、「世界を征服する」という大それた野望があったのだ!!三姉兄妹を己の配下に取り込み、世界を統べる秩序守護者に立ち向かうという、驚くべき計画を披露するセーネス。この獣姫は敵なのか、それとも味方なのか?人気のハートフルファンタジー、怒涛の展開をみせる第九弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
t_hirosaki(t_hirosaki)
1
9巻はやはりシリーズのターニングポイントとしてぐわーっと面白くなってくる巻ですね。ということは長いこと知ってはいたのですが実際読み切ったのは今、なんと20年は寝かせていました。20年⁉︎ SEEDの映画ができるレベルやぞ2023/07/04
またれよ
1
物語が動いてきました。人間の意志、運命、そして死と向かい合う巻。どう転びますか。2010/03/03
えーてる
0
ここ最近のエピソードの物足りなさは、つまりはアーフィが絡む必要がないぐらいには平和な日常の出来事だったからだ。今回は大きく話が動いた。主人公たち以外に封棄世界のことを知っている勢力が出てきたのは大きい。自分は仕組まれた存在だったと知ったシャノンがどう折り合いをつけるのか……シャノンとゼフィリスのわだかまりは、ギリギリまで引っ張ることになるんだろうな。ウロウロしていないで王都に来い、それも15日以内にというお膳立ては、物語を一気に進めるための分かりやすい布石。2017/06/12
K-Wing
0
因子とかより、あっさり生えてくるほうが問題じゃない? 完全状態なら死なない限り戦い続けるのか。2015/10/29
じお
0
★★★☆☆ 隣国へと逃亡を図ろうとした廃棄王女一行、しかし船は沈没、シャノン達とはぐれたパシフィカが出会ったのは獣姫と呼ばれる皇女だった、シリアス展開待ったなし。重大な事実が明かされ、本格的にピースメーカーとの戦闘が激化していく、ラストの引き具合といい、一気にストーリーが転がる巻、文句があるとすれば全く水着回じゃねぇ!2014/11/27