内容説明
なぜ東京地検特捜部は東電本店を家宅捜査しないのか。官報複合体の利権にいつまで我々は搾取されるのか。マインドコントロールで洗脳支配するマスメディアの悪業をすべて曝け出す。
目次
第1章 原発メディア震災(被災地への支援を止めないために、計画停電よりも「節電」で対応を!;海外諸国と日本政府、避難範囲50キロメートルの差―枝野官房長官に「安全デマ」を問い質す ほか)
第2章 一億総洗脳化社会の行方(呆れた言論封殺に、姑息な見出し変更 日本の新聞に未来などない!;「たちあがれ日本」をもて囃す「文藝春秋」が失った健全なるジャーナリズム ほか)
第3章 マインドコントロール支配の恐怖(普通の感情を持った普通の政治家としての小沢一郎を報じないマスメディア;堀江貴文氏への重すぎる実刑確定と、それでも止まらない大手メディアの“社会的リンチ” ほか)
第4章 暴論もたまにはいいことを言う(外資系偏重のミシュラン東京のホテル格付けは正当か;富士山は噴火しない?行政とメディアの情報隠蔽は昔も今も ほか)
著者等紹介
上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者などを経て、フリージャーナリストに。政治、メディア、ゴルフなどを中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カネコ
1
○2012/07/30
おばけりんご
1
2011年3月の福島原発メルトダウン報道記事をもとに述べた本。報道災害を読んでいたので、スピンコントロールや官報複合体という言葉の意味や経緯については知っていましたが、改めて時系列に事実を追っていくと、記者クラブって本当にひどいですね。存在している事自体が害悪で日本の為にならない気がしてきました。記者クラブについては、いろいろなフリージャーナリストの人達が述べているので、自分で調べてみていいか悪いかを判断するのはいいことだと思いました。何年後かに総括する本がでるのを楽しみにしています。2012/07/21
turtle
1
最近も「消費税増税に6割が賛成」などという恣意的な数字をマスコミで見ますが、そういうプロパガンダに流されない目を持つ必要性を感じました。2012/04/04
ANUNYAPHUM
1
日本のジャーナリズムは相当特殊だとわかった。 帰国したら、マスコミに騙されないようにしよう。2012/02/23
matsu04
0
彼のモノをちゃんと読んだのはこれが初めてだったが、本気さ加減がなかなか良かった。2012/03/28