内容説明
こんな精神科医が日本にいた!創始者が体現するしなやかで自由な森田療法。
目次
森田療法の原点―自立と内なる力の発見
森田療法の目ざすもの―観念と事実の相克をどう解消するか
見に行く―心の世界を広げる好奇心
事実そのまま―言葉や観念からの解放
遊びをせんとや生まれけむ―子ども心で生きる
余は剽軽者なりき―ユーモアのすすめ
奇行の人―他者の視線より自分のニーズ
人を育てる―自分を偽らない対人関係
「はちきん」好きの「いごっそう」―正馬を支えた女性たち
天職のために生きる―治療者としての正馬
純な心―ありのままの感情を受けとめる
心は万境に従って転ず―動いて定まらず、しかも調和のとれた心
時代を超えて受け継ぐもの―森田療法の広がり
著者等紹介
岩田真理[イワタマリ]
本名・菊地真理。成蹊大学英文科卒。編集者として白揚社で「森田正馬全集」を担当。その後、森田理論学習運動を行う“生活の発見会”にて機関誌「生活の発見」の編集に携わる。現在、事務局長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。