宇宙はこうして始まりこう終わりを告げる―疾風怒濤の宇宙論研究

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  • サイズ B6判/ページ数 716p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784826900966
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0044

出版社内容情報

現在の宇宙論の最先端の状況を俯瞰するのに最適なのがデニス・オーヴァバイ『宇宙はこうして始まりこう終わりを告げる』(白洋社四五〇〇円)だ。これをあわせ読むと、グリビンの宇宙進化論の背景がよくわかる。また、スティーヴン・ホーキング/ロジャー・ペンローズ『時空の本質』(早川書房一六〇〇円)P・C・W・デイヴィス『ブラックホールと宇宙の崩壊』(岩波書店一六〇〇円)も、特異点とは何かをしるためにぜひ読んでおきたい本だ.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてほくの大量読書術・驚異の速読術』347頁、より)

目次

プロローグ 永遠を背負わされて
1 主焦点ケージの男(天の声;キャンディーマシン;世界モデル戦争 ほか)
2 フェルミランド(長征;永遠に続くさようなら;フェルミランド ほか)
3 影の宇宙(ハッブル定数をめぐる戦い;測定装置ゼットマシン;ニュートリノの春がやってきた ほか)
4 最後のジェントルマン(流浪のサンディジ;宇宙の膨張が停止する日;あちら側の世界)

著者等紹介

オーヴァバイ,デニス[Overbye,Dennis]
マサチューセッツ工科大学で物理学を学んだサイエンス・ライター。近著にEinstein in Loveがある。「ニューヨークタイムズ」科学部副部長を務め、「タイム」や「ニューヨークタイムズ・マガジン」はじめ多くの出版物に記事を発表している。「サンフランシスコ・クロニクル」や「ロサンジェルス・タイムズ」から「ウォールストリート・ジャーナル」「ビジネス・ウィーク」にいたるまで、数多くのメディアが本書『宇宙はこうして始まりこうして終わりを告げる』(Lonely Hearts of the Cosmos)を絶賛している

吉田健二[ヨシダケンジ]
1962年生まれ。1988年京都大学理学部卒業。1993年東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程修了。理学博士。1993年より神奈川大学工学部経営工学科助手。現在にいたる。専攻は宇宙物理学

大内達美[オオウチタツミ]
1967年生まれ。1991年弘前大学理学部物理学科卒業。1998年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程単位取得退学。理学修士。1998年4月東京大学宇宙線研究所研究員をへて、10月神奈川大学工学部研究員(日本宇宙フォーラム地上研究公募研究員)、現在にいたる。1998年10月より、横浜国立大学教育学部非常勤講師。専攻は宇宙線物理学
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