高校紛争―戦後教育の検証

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高校紛争―戦後教育の検証

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784826502092
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C3037

出版社内容情報

いま、1969高校紛争を問う。現在の公教育に内在する諸問題(いじめ・登校拒否・無気力・異常なまでの潔癖症・売春etc.)を、紛争の当事者であった教師達が、高校紛争とのかかわりにおいて検証する、教師集団による本格的高校紛争論。

はじめに/序章 なぜ、高校紛争を問うのか/一 いまも生きている一九六九年「通達」/二 反核署名は政治活動か/三 高校紛争の残痕/四 すでに支配的だった無気力状態/五 現在の大学生が語る高校紛争/六 生徒会は、いま /第一部高校紛争の実像に迫る/第1章 ドキュメント高校紛争◇高校紛争とは何か◇/一 経緯と実態/二 六七年起点説/三 異色の紛争事例/四 福島高の反戦送辞/五 初期型紛争から見えてくるもの/六 鈴木博雄の分析/七 市岡高校紛争/八 拠点としての九段高校 /九 新宿高校定時制のバリケード騒動/一〇 城北高校の反戦答辞/一一 掛川西高紛争/一二 拡大期における紛争事例のまとめ/一三 東京の高校紛争/一四 ドロ沼の青山高校紛争 /一五 都立K高における紛争処理/一六 紛争の鎮静化/一七 最後の高校紛争/一八 最盛期及び末期の事例のまとめ/一九 高校紛争をどう把えるか/第2章 紛争は「エリート高校」に集中したのか/一 高校生の反核デモ/二 高校生は何を要求したのか/三「地底からの叫び」第一号/四「紛争」後の充実感/五 地域に根ざした教育/第二部戦後教育史と高校紛争/第3章 生徒参加と生徒自治◇高校紛争をとらえ

内容説明

いま、’69高校紛争を問う。現在の公教育に内在する諸問題(いじめ・登校拒否・無気力・異常なまでの潔癖症・売春etc.)を、紛争の当事者であった教師達が、高校紛争とのかかわりにおいて検証する、教師集団による本格的高校紛争論。

目次

序章 なぜ、高校紛争を問うのか
第1章 ドキュメント高校紛争―高校紛争とは何か
第2章 紛争は「エリート高校」に集中したのか
第3章 生徒参加と生徒自治―高校紛争をとらえる視点
第4章 戦後日本の高校における生徒参加
第5章 60年代高校政策を追う
第6章 クラブ必修化の「意味」
第7章 判例にみる高校紛争
結章 管理主義への転機としての高校紛争

感想・レビュー

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那由田 忠

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 高校紛争を学校でのバリスト事件にほぼ限定した記述。もう少し広い範囲でその後の動きもあると良かった。研究が少ないためもあろう。巻末資料が貴重。1971年、東京都教育庁をあげて教育長特命下で検討した高校教育問題調査会報告「都立高等学校教育の改善について」が出ている。改善策が「やや迫力に欠ける」と思われたのか略されている。改善の条件整備として4つあり、そのトップが「①生徒の自主活動による自治意識の伸長」であった。これ以降の文部省の動きと全く異なっていて面白い。この報告が具体的改善に至らなかったのだろうか。2012/04/03

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