内容説明
本書で、著者は国内商売に精通している皆さんが、初めて輸出に取り組む場合にどうすべきかを述べたつもりである。その際、次のごとく前提条件を置くこととした。すなわち、皆さんは実務担当者であり、同時に交渉・契約担当者であること、さらに、断りのない限り、CIF契約に基づく信用状決済とコンテナによる海上輸送を想定したことである。
目次
準備編(全体をとらえる;買い主の探し方;輸出の留意点と準備項目;輸出規制について;安全保障貿易管理の話)
実行編(輸出取引を実行する)
契約・クレーム編(長期契約および交渉;契約書の構成と条文例;クレーム処理と予防策)
資料集
著者等紹介
永野靖夫[ナガノヤスオ]
1940年東京生まれ。1963年丸紅(株)入社、1984年退社、以後、外資系商社、(株)京樽及び日本貿易振興会を経て独立し今日に至る。現在、東京都中小企業振興公社国際化支援相談員、栃木県産業振興センター貿易相談員。資格:ジェトロ認定貿易アドバイザー、中小企業診断士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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