母さん、ごめん。―50代独身男の介護奮闘記

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母さん、ごめん。―50代独身男の介護奮闘記

  • 松浦 晋也【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822259457
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ある日、母が認知症を発症した――。息子(50代独身男)は戸惑い、狼狽する。
母と息子。たった2人の奮闘記が始まる。男一匹、ガチンコで認知症の母と向き合った。

本書を執筆したのは、科学ジャーナリストの松浦晋也です。
男性、50代。実家に母と同居しながら、気ままな独身生活がこの先も続くと信じていました。
ところが、人生を謳歌していたはずの母親が認知症を患います。
母の様子がおかしいと気がついたのは、「預金通帳が見つからない」と言いだした時のこと。
誰だって、自分が確立した生活を崩したくないもの。様子がおかしいと認めなければ、それは現実にはなりません。
そんな甘い意識から見逃した母の老いの兆候は、やがてとんでもない事態につながっていきます。
初動の遅れ、事態認識の甘さ、知識、リソースの不足…。
認知症の親の介護について描かれたノンフィクションストーリーはたくさんありますが、
「50代・独身・男性」が1人で母の介護に向き合うケースはまれでしょう。
認知症・母の介護を赤裸々かつペーソスと共に描いたノンフィクションストーリー。是非、ご覧くだい。

内容説明

こんな介護ノンフィクション、今までなかった!!「がんばる」だけではどうにもならない―。仕事との両立、ストレス、お金。男一匹、ガチンコで認知症の母を看る。あなたに「ごめん」と言わせないために科学ジャーナリストの実体験に基づく介護対策が満載。

目次

「事実を認めない」から始まった私の介護敗戦
母は「認知症?私はなんともない!」と徹底抗戦
その名は「通販」。認知症介護の予想外の敵
家事を奪われた母が、私に牙を剥く
介護のストレスで自分が壊れ始めた
「兄貴、ぜんぶ自分で抱え込んじゃダメだ!」
「イヤ、行かない」母即答、施設通所初日の闘い
家族が「ん?ひょっとして認知症?」と思ったら
父の死で知った「代替療法に意味なし」
あなたは、自分の母親の下着を知っているか?〔ほか〕

著者等紹介

松浦晋也[マツウラシンヤ]
宇宙作家クラブ会員。1962年東京都出身。慶應義塾大学理工学部機械工学科卒、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。日経BP社記者として、1988年~1992年に宇宙開発の取材に従事。その他メカニカル・エンジニアリング、パソコン、通信・放送分野などの取材経験を経た後、独立。宇宙開発、コンピューター・通信、交通論などの分野で取材・執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のっち♬

177
タイトルこそ感傷的であるが内容は実用的で、心情や考察と共に介護の基礎知識が説明されている。物書きだろうと知識がなければ介護体制を整えるのに期間もかかる。まさに男目線な奮闘記で思考も論理的だ。健康食品叩きなどは短絡的だが、介護の現状が鮮やかに映し出されている。リフォーム、献立、手の抜き方などの工夫は知っておいて損はない。ケアマネのサポートがあっても限界は来る。失禁と冷蔵庫漁りに耐えかねて手を上げてしまうくだりは論理的に努めてきた彼だからこそ生々しい。「我々の社会は、誰が悪いということはなく、一蓮托生なのだ」2022/05/04

いつでも母さん

146
松浦さんの事はTVで観た。けれど文字にすると又違った感情も湧いてくる。私は今は夫がいる。子どもは息子だ。ピンピンコロリは理想だが、私が介護される側になった時を思うとなんとも・・だが、避けては通れぬ事なんだ。(先に母を送らねばならないのだが・・)「身内の介護はね、どうしても限界があって、どんなにがんばってもやさしくできなくなる。大丈夫、距離を取れば、また優しく接することができるようになりますよ」松浦さん、十分頑張ったと思う。これから介護が他人事じゃなくなります。する方、される方、一読をお薦めします。2018/01/15

モルク

122
認知症の母の介護をした筆者の奮闘記。親はいつまでも元気でいるという幻影を断ち切られ認知症と向き合った時、その現実を受け入れるまでにかかった時間、そしてそれからの先の見えない未来。かたくなになり他人の意見には耳を傾けるが身内には拒否反応を見せる親。不安で眠れない夜、眠くとも眠らせてもらえない夜など実母の介護の日々を思い出す。筆者と違い、娘が同居し介護していると施設の順番もまわってこない。「お母さんを大事にしてあげてね」の言葉、これ以上どうすればいいの?と悶々した日々、いろんなことを思い出した。2019/01/18

nyaoko

101
介護を知らない人、特に男性には読んで欲しい。訪問の仕事をしている時に筆者と同じ苦労をされた家族が沢山いた。保存食を荒らされる、失禁による洗濯地獄、何度でも繰り返す罵倒、叱責、睡眠障害、通所&通院拒否。これらが順を追って静かに来ると思ったら大間違い。認知症は千差万別、物凄い早さで進む人もいれば、ゆっくりと進む人もいる。症状によって振り回され、介護離職や鬱病になる人も少なくはない。筆者の様に、1人で抱え込まない、ケアマネやヘルパーを頼る、離れた家族とも連絡を取る、沢山の人に助けてもらう言は1番大事。2018/04/30

miww

100
認知症の母親を介護する50代独身の著者の壮絶な記録。在宅介護とは24時間失禁や転倒による怪我、過食による異常行動と向き合わなければならない。著者が母親の病気の進行と共に疲弊しついには手を上げてしまう姿が身につまされた。「高齢者の介護は事業だ。ケアマネ、ヘルパーさん、デイサービス、ショートステイなどの施設、特老、グループホームなどの入居型施設。そしてそれらを支える公的制度なくして高齢者介護はありえない、『子供が、家族ががんばればできる』というものでは絶対にない。」義母の介護に関わり私も実感しました。2018/03/24

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